POP PUNK STUDY [WALKER]


■WALKER/ACTUALLY BEING LONELY...
インディアナ州にて結成。1996年にHarmless Recordsからリリースされたこちらの唯一の1stアルバムはジャケットから見て分かる通り、なんとも冴えない少年が一念発起してバンドを始めて好きな女の子から注目されたいぜ!的な青過ぎる泣き泣き青春メロディーポップパンクの応酬!全曲胸鷲掴み名曲のオンパレードなんですよね〜。

■Tracklist
1. New One
2. Right Field
3. Sound Check
4. Fadeaway
5. Petrograd
6. Whatever
7. Some Place, Someday
8. Infintismal Sum
9. Sweat Shirt
10. Dave's Thing
11. Window
12. Bwf 96

POP PUNK STUDY [SONIC SURF CITY]

■SONIC SURF CITY
1988年に結成されたサーフポップパンクバンド。世界でもいち早く「BEACH BOYS meets RAMONES」というスタイルを取り入れた先駆者でしょう。
ボーカルのOla Hermansonの圧倒的なソングライティング力、声はポップパンクファンのみならず広い射程でガンガン打ち抜いていく程のパワーがありますね。
そして飛び道具的キーボードの女性コーラス/ボーカルもずるい!
メンバーチェンジがありつつも1997年の活動休止、2009年、2011年と本国スウェーデンでたまにライブをやり、遂に2014年にここ日本にも待望の来日を果たしました。
とにかく全曲どこを切っても名曲!名曲!!名曲!!!

POP PUNK STUDY [SHOCK TREATMENT]


■SHOCK TREATMENT
1990年にスペインで結成された3ピースポップパンクバンド。2013年には再結成、来日も果たして熱心なポップパンクファンにとっては大事件でもありましたね。
ポップパンクファンにとってヨーロッパ、特にスペインはポップパンク量産国としての認識が高いのですが、このバンドはそのオリジネイター的バンドの1つ。
彼らがいたお陰で00年代からのスペインポップパンクの以上の盛り上がりがあったのでしょう。
ラモーンズ的サウンドを更に加速させスピーディーな展開と独特な旋律を醸し出すメロディー、極めつけはスペインの母国語で唄うというところが巻き舌も相まって、更にポップ感をだしていただんですね〜!
Jose、Coky、Israelという3人で編成。彼らは解散後Prototypesというバンドへ。
彼らが所属していた「NO TOMORROW」というレーベルも素晴らしいリリースが揃っておりこちらも要チェックです。

おすすめ盤!
■ADIOS, TU! (NO TOMORROW/NT004/7')

1994年作、2ndシングル。
彼らの作品の中でも最高傑作と呼び声の高い1枚です。
巨人の色がこの他に緑があったりなどコレクターファンにとっては中々入手困難な1枚で苦労することもあったでしょう。。。
安心印のNO TOMORROW RECORDSからのリリース!この印があれば7割はイケテマす。
その他の7インチでは以前に紹介したBEATNIK TERMITESとのスプリット盤もあり!
現在はSHOCK TREATMENTの全曲集も出ておりますのでそちらでチェックも出来ます!



POP PUNK STUDY [F.Y.P]

■F.Y.P
アメリカ・カリフォルニア州の元祖スノッティーポップパンク「Five Year Plan」ことF.Y.P!!
リーダーであるTodd Congelliereを中心に1989年に結成。Todd自身が運営するRECESS RECORDS(前回紹介したTHE GRUMPIESもリリース!)からのリリースを中心にドタバタ駆け巡るドラミングに鼻がかったオトボケ少年の様なキャッチーボイスでアメリカ全土で人気に。ヨーロッパ、日本にもツアーを行っています。
日本では1999年にCHANIWAとのスプリットをリリースし日本にもその名前を轟かせました。2000年にはラストアルバム「Toys That Kill をリリースし、合計5枚のアルバム、9枚のシングルを残しバンドは解散。
リーダーToddは新バンドTOYS THAT KILLを経て、現在はUnderground Railroad to Candylandとして活動中。どちらもF.Y.Pの流れを汲みながらも進化していっている素晴らしいサウンドです。

おすすめ盤!
■Toilet Kids Bread  (RECESS/Recess #24/CD,LP)
1996年作、彼らの3枚目となるアルバム。
F.Y.Pではお馴染みのトイレジャケットですが、今作はバンドのアブラがノリにノったキャッチー度、スノッティー度、ガチャガチャ度のバランスが非常にマッチした作品。
収録曲15曲(毎回多い!)全曲名曲でF.Y.P入門にはもってこいの1枚でしょう。
プロデュースにはThe DwarvesのBlag Dahliaが監修。
F.Y.Pの作品はジャケットデザインも毎回かっこいいものが多いので他作品チェック!





POP PUNK STUDY [Mr.T EXPERIENCE]

■Mr. T EXPERIENCE
アメリカ・カリフォルニア州ご存知バークレーにて85年に結成されたポップパンクバンド。86年に1st ALBUM「Everybody's Entitled to Their Own Opinion」をリリースし、ガレージサウンド/イーストベイパンクサウンドが強めな作品ではありますが、恐らく The Queers, Screeching Weasel,  Groovie Ghouliesと並んでポップパンク史で元祖!といっても過言ではない重要なバンドでしょう。
メンバーチェンジを幾度となく繰り返していますが、活動は現在も継続中。今までに10枚のアルバムをリリースしています。
ボーカルのPortmanはDr.FRANK名義でソロ作品をリリース/活動しています。

おすすめ盤!
■Milk Milk Lemonade (LOOKOUT!/LOOKOUT49/LP)
彼らの4枚目となるアルバム。人気が高いのは6枚目の「LOVE IS DEAD」ですが、今作はFAST BACKSもカヴァーした1曲目「Book of Revelation」の即死級ギター旋律を聴くだけでも価値があります。(他曲も素晴らしいのですが)
ギター、そしてもう一人ボーカルでもあったオリジナルメンバー、Jon Von Zelowitzの最後の作品となっているのも特筆する項目でしょう。
某中古レコードショップでも投げ売りされてますので、この機会に聴いてみるのも良し!

POP PUNK STUDY [MACH PELICAN]

■MACH PELICAN
1996年にオーストラリア・パースにて当時、語学学校の生徒であった日本人学生3人により結成。パースにて2年間の活動を経て、98年には首都メルボルンに拠点を移す。オーストラリア国内でもメジャー的人気を博し、今も尚熱狂的支持を得ている。逆輸入バンドとして日本にも度々来日を果たす。
RAMONESからのサウンド継承はありつつも、更にカラッとドライブ感のあるサウンドと日本人特有の人懐こいメロディーが彼らの武器。シンガロングパートも存分に小気味良くグイグイ引っ張っていく展開が聴いていて飽きがこない。

7枚のシングル3枚のアルバムをリリースし2007年に解散。 2009、2011年に再結成ライブも行っているので今後の復活にも期待したい。

おすすめ盤!
■S/T (SHAGPILE/SHAGCD2043)CD
99年リリースの14曲 1st ALBUM。
既に完成されているマッハペリカン節とも言える絶妙なメロディーワークに速さと勢いと荒さが素晴らしい形で共存している正に傑作盤。ジャパニーズポップパンクの至宝とも言えるだろう。
この作品が気になったのであれば他の作品も必ずチェックすることを強くおすすめする。
THE QUEERS「URSULA'S FINALLY HAS TIT'S」のカヴァー収録。

POP PUNK STUDY [THE GRUMPIES]

■THE GRUMPIES
アメリカ・ミシシッピ州スタークビルにて90年中期に結成された3ピースバーストポップパンク!今にも爆発してしまいそうな程の圧倒的演奏のテンションにネジが2、3本外れているであろう素っ頓狂なボーカル/コーラス。メジャー的な知名度がなかったにも関わらず、他に類を見ない光りまくるセンスと奇跡的な爆発力と楽曲の良さは現在も熱心なポップパンクファン間では名前が上がることもしばしば。
ポップでやかましいのが好きな人でこれが嫌いな人はそういないのでは。

7インチシングル、F.Y.Pとのスプリット7インチ、フルアルバムと1枚ずつリリース。その他にも数作品のオムニバスに参加し2001年以降に自然消滅し事実上解散。

おすすめ盤!
■S/T (SHREDDER/SH-36/7'EP)

THE GRUMPIES唯一の単独シングルはPARASITESデイブ主宰レーベルSHREDDER RECORDSより1997年にリリース。ショボイ、ハヤイ、ウルサイがどれも見事10点満点級の全4曲。今作7インチは現在入手困難、この作品のみ収録されている曲あり。後にアルバム「WHO ATE STINKY?」がリリースとなるが今作より更に破壊力が増したポップパンク史に残る歴史的1枚。現在はUNDERGROUND GOVERNMENTより再発されている。

POP PUNK STUDY [PARASITES]


■PARASITES
1986年にニュージャージー州で結成されたUSポップパンクを語る上でGREENDAY、THE QUEERS、SCREECHING WEASEL、Mr. T EXPERIENCE等と共に名前が上がる偉大なバンドであることは間違いないであろう。ギタリストでありPARASITESのほぼ全楽曲を手掛けるDave Parasite (a.k.a. Nikki Parasite)を中心に1998年に一度解散するも、2007年に再結成し現在も活動中である。
その類いまれなソングライティングポップセンスで世界中のポップパンクファンを鼓舞させていた。どうしようもなく青く甘酸っぱい涙腺を大いに刺激してくる泣き虫メロディーに鼻がかった独特なボーカルが特徴的。ポップパンクのみならずパワーポップ、ギターポップ、ネオアコ周辺まで射程における、まさに「ポップ職人」。また昔のバンドでも、現行のバンドでも「良い曲はガンガンカヴァー!」というスタンスも非常に良く、「POP伝道師」としてリスナーを楽しませてくれる一面も。オリジナルアルバム(カヴァーアルバム含む)6作品、シングル20作品、コンピ参加に至っては50作品以上と非常にファン泣かせ。

おすすめ盤!
■Something To Hold Onto (Slumberland Records ‎– SLR 030) 7inch
1993年に発売された7インチ単独シングル。ガレージレーベルSlumberland Recordsからのリリースということも他ジャンルでも広く愛されていたことが伺える。PARASITESというと大名曲「Crazy」と言われがちだが筆者がPARASITES史上最もキラーだと思う1曲は今作のA面。泣き泣き過ぎるイントロのギターから後半に連れて切なさと熱さが滲み出るNikkiの声に涙腺崩壊。
B面にはノイジーギターが印象的なシンガーソングライターLeonard Cohen「Suzanne」のカヴァー。こういったところから新しいジャンルを掘り下げるきっかけを与えてくれる彼らに感謝。
7インチ自体は入手困難だが、現在も入手可能なシングルコレクション「Compost」に収録。



POP PUNK STUDY [BEATNIK TERMITES]

・BEATNIK TERMITES
1987年アメリカ・オハイオ州で結成されたバブルガム・ポップパンクの金字塔。3ピースとシンプルな編成。耳に絡みつくような少々癖のあるネットリ系ボーカルがBeach Boysをはじめとする60‘s初期のoldies/Doo-Wopに影響を受けた甘~いメロディーとハーモニーにのせる正に「バブルガム」という言葉がぴったりな楽曲群。
衝撃的なメンバーのルックスに、音源ごとに繰り出される日本的アニメーション全開のジャケットはダサさを超越し完全に持ち味となっている。
全ポップパンクファンを苦悩に陥れた超入手困難1stアルバムをはじめ、現在までに5枚アルバム、PARASITES、SHOCK TREATMENTとのスプリットや7インチは10作品に及ぶ。
USポップパンクと言えばTHE QUEERS、SCREECHING WEASELに行きがちだが確実に裏番長的USポップパンク史を語る上での重要バンド。

おすすめ盤!
■Ode To Susie And Joey (St. Valentine Records / SVR-037)
超入手困難1stアルバムリリース後に出した1991年作シングル。個人的にBEATNIK TERMITESの最強キラーナンバー「Ode To Susie And Joey」収録。甘ったるなメロディー&コーラスにグイグイ引っ張っていくミドルテンポが秀逸。1996年にF.Y.PリーダーToddが運営するRecess Recordsより再発