NINJA BOYZ Interview – 7inch『now』

トーキョーレイジングハードコアチーム "NINJA BOYZ"が、最新7インチ『now』をリリース。
1stアルバム『PARK』から5年、その間のメンバーチェンジやライブ活動を経て完成した今作には、彼らの現在地が濃密に刻まれている。
屈指の熱量を誇るライブバンドとして走り続ける彼らは、この数年で何を得て、何を変え、何を貫いてきたのか。
作品制作の裏側からアートワーク、シーンへの視点、そして今後の展望までを聞いた。

■2021年の1stアルバム『PARK』から5年経っての新作リリースとなります。
その間にあった活動や変化などあれば伺いたいです。


山口:PARKリリース後の大きな変化としては、まずメンバーが変わりました。
オリジナルメンバーのBaしゅうととDrしょうちゃんが、生活や仕事、他のバンドなどで忙しくなりライブに出られなくなって、徐々にフェードアウト……。そしてBaに西田(9mile, KARATE KID)、Drにチャックさん(jamming o.p, TEXAS COMANDO)が加入してくれました!
西田はPARKリリース前から、前ベースが出られない時にサポートしてもらっていました。ライブでのパフォーマンスや弾き方、音だったり、同世代で1番かっこいいベーシストだと思っていたのでお願いしました。
PARKのレコ発以降は前ベースがライブに出られなくなったので、そこからずっと弾いてもらっています。ちょうど9mileもKARATE KIDも活動が止まった時期だったので……。
ドラムは、はぎかな(CHINESE HOODIE)、ふじぬま(ex. Smoothy)にサポートしてもらっていた時期もあったのですが、各々のバンドが忙しかったりコロナ禍もあったりで、なかなかお願いできなくなり悩んでいたところで、清野さん(CAL)が「ドラムで暇そうな人いるよ!」と紹介していただいたのがチャックさんでした。
TEXAS COMANDOはもちろん、jamming o.pも知っていたのでビビっていたのですが、初対面はめちゃくちゃ気さくなお兄さん!
サポートを快諾していただきました。それが2021年の夏頃で、そこからずっと叩いていただいています。
チャックさんのドラムはとても力強くパワーがあり、NINJA BOYZのライブや楽曲においてとても良い方向に影響を与えていただいています!
そして2人にサポートしていただきライブができるようになり、続けていく中で出演するのが夢だったSTORMY DUDES FESTA、THRASH EM' ALL、初期衝動宣言、East West Fast Blast Festivalにも出演することができました!
これもPARKリリース後の大きな変化だと思います!

■念願だったイベントへの出演を経て、改めて、NINJA BOYZの結成前夜〜現在のサウンド構築に至るまでに影響を受けた音楽/シーン/カルチャーを教えてください。

山口:サウンドとしてはRAZORS EDGE、FUCK YOU HEROES、Idol Punch、BREAKfAST、Slight Slappersなど、日本のハードコアバンドに影響されました。
ただ、メロディックだったりエモも大好きなので、その部分もどうにかうまく落とし込んで良い感じにできたらなというのを結成当初から考えています。
Gt小島とGtりょうじはハードコアよりもエモのほうを聴いてきたし弾いてきていたので、私が思いつかないフレーズを考えてくれて、楽曲に幅を生み出してくれています。感謝!
今作で言うと、mosh, edgeみたいな曲もあればemo4, winterみたいな曲もあるのは、こういったところだと思います。
シーンでいうと、自分が中高生の頃I HATE SMOKE RECORDS周辺バンドのライブに行きまくっていたので、その影響が今でも強いです。
THE SENSATIONS、SEVENTEEN AGAiN、Wiennersも出てるし、PASTAFASTA、ROCKIN' WRECKER、SPUNKYも出てるみたいなライブがあって、ジャンルに囚われず同世代のバンドでシーンを盛り上げているところにとても憧れました。
そんな中でもUNITED SKATESがTHRASH EM' ALLやBBQ CHICKENSの企画、PASTAFASTAが初期衝動宣言に出演していたり、上の世代ともライブをやっていて「すごい!」と思ったのを覚えています。
なので我々も同世代のeitherやCHINESE HOODIEともライブするし、大先輩の企画にも出演できたりしたのはとても嬉しいです。
何よりもI HATE SMOKE RECORDSからリリースできたのがとても嬉しいです!
ちなみに6人の大所帯バンドとなったのは、MANGA SHOCK、SHORT STORYの影響です。
ステージに人がいっぱいいるの、かっけー!となりました。

■、と西田くん、チャックさんは“未だにサポート”と聞いていたのですが、正式メンバーという認識でよいのでしょうか? また、その経緯も教えてください。

山口:いや、正式メンバーにするのを渋っていたわけじゃないです!(笑)
「正式メンバーになってください」と言うの、ほぼ告白と同じだと思っているのでなかなか言えなかっただけなんです。
なかなか言わなかったせいで、メンバーなのか否か曖昧な状態で長いこと活動させてしまったのは大変申し訳なく思っています……!
正式メンバーになっていただきましたと発表するタイミングもなかなかなかったので、このリリースのタイミングで公言したいと思います!

■今作収録曲に関して、前作から変わった点や、各楽曲の制作背景など伺いたいです。

山口:今回収録されている大半の曲は、以前と変わらず私が考えた全体像をみんなに聴いてもらって、スタジオであーだこーだ言ってもらいながら完成させています。
ただ、emo4はGtりょうじが考えてきてくれました。
「Shipyardsみたいな曲を作った!」と聴かせてくれたデモの大枠はそのままに、「12341234のカウントで途中から速くしたいのですが……」と私が言った時、みんなは苦笑。
ただ結果的に、私たちが好きなメロディックの要素とファストな要素が詰まっていて、とても良い曲になったと思います!
また、今作の楽曲からGtたいちろうが、ギターソロ的な部分以外の主に速いところで単音のフレーズを考えてくれました。音源だと右耳から聴こえる単音です。レコーディングするまで気付いてなかったのですが……。
ただこれが非常に、ギターが3人である意味としてすごく良い感じになったと思っています!
私はギターのバッキングしか作ることができないので、良い感じにギター3本の棲み分けを考えてくれている3人にはとても感謝しています!
あとGtこじまはemo4やwinterで、私からの「キラキラしたエモい単音お願いします!」という無茶ぶりに応えてもらいました!
ありがとう! 左耳から聴こえる単音です。

■エモ・メロディック要素をプラスしたGt小島くんとGtりょうじくんの2人のルーツになったものも教えてください。

りょうじ:summermanとfallsが好きです!エモというジャンルを認識したのがその2バンドを聴き始めた頃だったのでルーツはそこになるのかなと思います。

小島:音楽の原体験としては幼少期に聴いたアニソンやゲーム音楽がルーツかなと思います。エモやハードコアとは少し逸れますが、自分の中では繋がってる感覚があります。


■今作の7インチのアートワークについて教えてください。

山口:フロントのジャケットは、宮崎でCLASSROOMというバンドをやっているコロコロアニキ(以下コロアニ)に作ってもらいました。



コロアニが作るマーチ類のデザインが大好きで、いつかNINJA BOYZも何か作ってもらいたいなー……と漠然と思っていたのですが、今回7インチの制作が決まった時「ジャケットは絶対に頼みたい!」となりお願いしたところ即快諾! とても嬉しかったです。
「コロアニ的な忍者×ハードコアパンク」と無茶すぎるお願いをしてしまったのですが、かっこよすぎるのが送られてきて一同大興奮。
素晴らしいジャケットありがとうございます!
ちなみにコロアニのアートワークがどれくらい好きかと言うと、スマホの待受も2019年夏にコロアニが制作したセミファイナルジャンキーのタイムテーブル画像です。かれこれ7年。
あとCLASSROOMもうるさい・速い・短いなファストコアで、もちろん大好きです!
バックの写真は、アメリカのフォトグラファーMatthew O'Brienに撮ってもらった写真です。

Matthew O'Brien (Instagram)

去年のSTORMY DUDES FESTAの時にたまたま撮ってもらっていて、インスタにアップされた瞬間「これは年賀状級だ!」となるくらいかっこいい写真だったので使わせてもらいました。
西田のジャンプがかなり最高!
中身の写真は、オイスカやトロゴリ、センセーションズでお馴染みの朝比奈雄太さんに撮ってもらった写真です。

朝比奈雄太(Instagram)

ジャケットを開いた瞬間にライブの勢いが伝わるような写真で大好きです!

■NINJA BOYZから見た、昨今のハードコア/ファストシーンについてどう感じていますか?

山口:今年の春だけでもpenisboysの7インチ、ファスト界の超新星miskai!の音源、
RAZORS EDGEの30周年新作音源がリリースされましたし、ゲバ棒、DUSTPAN、ELNUDO、MARVELOUS、高倉健、HORSE&DEERによる48曲入り7インチ『NEW FAST SPEED PUNK 2026』に関しては1stプレスが即完していますから、リリースを見るだけでもめちゃくちゃ盛り上がっているのではないかと感じています。
5月にはSLIGHT SLAPPERSの新作もリリースされますし!
ただ、なかなか新宿ANTIKNOCKだったりのハードコアシーンに比べると、バンドもお客さんも若い子が全然少ないと思っています。
なのでファストシーンにも増えるように、我々も努力しなければいけないなと感じています!






■今後のバンドの展望を教えてください。

山口:日本国内でも行ったことない土地がまだまだありますし、ちゃんとしたツアー的なのをやったことがないので、これはやりたいと思っています。
海外でもライブやりたいです!
実は今年イギリスでライブできるチャンスがあったのですが、私の個人的な事情でポシャってしまって、メンバーには悪いことをしました……。
あとは前作のリリースから5年も経ってしまったので、次回はもっと短いスパンでリリースできるよう曲作り頑張ります!


NINJA BOYZ / now [7inch+MP3]
1,650円(税150円)
トーキョーレイジングハードコアチームNINJA BOYZがニュー7インチアナログ盤「now」をリリース!
1stアルバム「PARK」から5年ぶりとなる今作。幾多のライブを経て更に加速とテンションと上げ続けた、息もつかせぬ緊張感と120%の瞬間的なパワーを炸裂させる高速チューン全8曲が収録!限定300枚プレス!

収録曲
A-1 sanjo
A-2 mosh
A-3 emo4
A-4 baseball
B-1 winter
B-2 edge
B-3 gallileo
B-4 fight





PANIC QT'S インタビュー!


2012年に初来日を果たし、2014年には1stアルバム「Fast Ain't Furious」を発売、2度目の来日ツアーを行う。そして今年2016年には通算3度目となる来日ツアーを2ndアルバム「Of Blackholed Hearts And Quantum Physics」提げて敢行。
異常なまでのジャパニーズカルチャーへの愛はもちろん楽曲にも影響し、音楽、ゲーム、漫画、アニメを全てひっくるめた日本人もびっくりなファスト・メロディック!
2016年のツアーを終えたギターボーカル/リーダーでありソングライターのMarc(魔悪)にインタビューを行った。

■PANIC QT'Sはどうやって結成されたのですか?
Marc:シリルと僕は高校で初めて会ったんだ。
僕たちは90年代のアメリカ/ヨーロッパのファストメロディックパンクに影響を受けてバンドをスタートさせたんだけど、その後そのバンドはストップしてシリルと僕は別々のバンドでプレイすることになった。
そしてその時にシリルはマイクと出会い、バンドをスタートさせたんだよね。
その時のギターリストは極悪でヤク中ってこともあり、彼をクビにして僕に入らないか?と相談があったんだ。これがPANIC QT'Sの始まりだよ!




■どんなバンドに影響をうけているのですか?
Marc:僕たちの大きく影響を受けたのは90'sパンクロックだね。MXPX、NOFX、Satanic Surfers等のメロディー&ファストなバンドだね。この手のタイプの音楽が僕たちに楽器で演奏するきっかけを作ってくれたんだ。
90年代の終わりにインターネットのお陰でシリルと一緒になってHysteric Blue、Whiteberry、Judy and Mary、そして勿論Hi-Standardを始めとするバンドを発見したんだ。これらの日本のサウンドは僕たちに凄まじい影響を与えたよ。
僕は個人的にCharles Bronson、Spazz、Napalm Deathを始めとするファストコア/メタルを愛しているのだけど、あの狂ったようなリズムチェンジ、ブラストビートと高速ギターの要素は僕たちの音楽にも少しだけど集積されているよ。
そして何と言ってもGOING STEADYの出会いはターニングポイントだったね。
彼らは十代のメランコリックさ、儚さ、真っ直ぐさを信じられないくらいの感情でパンクロックに落とし込んで演奏をしていた。これはヨーロッパパンクとは全く異なるサウンドだよ。
大半のヨーロッパパンクが脳みそでプレイしてる中、彼らはハートでプレイしている。これは凄い日本独自のサウンドだと思っている。



■いつから日本に興味を持ち始めたのですか?きっかけは?
80's-90'sにはフランスのテレビではドラゴンボール、聖闘士星矢、北斗の拳、シティーハンター、セーラームーンなど多くの日本のアニメが放送されていたんだ。
これとビデオゲームが僕たちの日本に触れた最初のきっかけだね。その時キッズだった人は殆ど好きだったんだじゃないかな。
僕たちが子供の頃は悟空がフリーザのケツの穴にキックするのを見てファミコンで遊ぶのが全てだったよ。幼稚園の頃、大きくなったら忍者になりたいと思ってたの思い出した!なれなかったなぁ…
日本の映画にもとても大きな影響を受けたよ。日本の映画はとっても美しいのと凄まじく狂ってるものがあったり、たまに美しさと狂気が共存していることもある。この感じ好きなんだよね。
これらのものと、日本の音楽が僕に日本語を勉強させて、日本へ旅立ちたい気持ちにさせたんだよ。
フランスでは今も変わらずに日本の文化は凄い人気だよ。



■3度目のジャパンツアーを終えて感想を教えてください!
3回目の日本ツアーも最高だった!
僕たちはたくさんの凄いバンドをプレイして、たくさんのかっこいい人と共に素晴らしい時間を送ったよ。一つ言えることはは、また俺たちは戻ってくるよ!



■日本についてどう思いますか?またお気に入りを教えてください!
フランスではPANIC QT'S がライブするところを見つけるのがいつも難しいんだ。なぜなら僕たちはポップスバンドには速すぎるし、ハードコアバンドにとってはポップすぎるし、生粋のパンクロックバンドには僕たちはそこまでイキってもないし…日本では色々なタイプのバンドが一緒に演奏をして、色々なタイプのお客さんが共存していて、きちんと聴いてくれていると感じてるよ。
フランスに比べてチケットは凄く高いんだけど、皆んな来て、最高に楽しんでいるのがいいよね。
フランスでは友達のバンドを見に来て、その後はビール飲みに行って聞かないからね。あれは良くない。
あとは日本には素晴らしいアンダーグラウンドバンドが多いよね。僕らはジャパンツアーの度に1回のライブで少なくとも1つは素晴らしいバンドに出会うよ。
音楽とライブ以外だと、僕らは日本の観光が好きだなぁ。公園へ行って、お寺と神社を回って、ファミリーマートでカフェフラッペを買って、川のほとりでおにぎりを食べて、秋葉原でゲームしたり、フィギュアを見たり…あと確実にラーメンは毎日食べて。マイクと僕はラーメン狂なんだよね。



■2ndアルバムは更に多くの音楽から影響を受けたなと感じました。1stアルバム以降、新しく影響を与えたものはありますか?

2ndアルバムのメロディーはWeezerからの大きな影響の下、構成されているんだ。
ファズギターサウンドが重要ポイント。WeezerはいつでもPANIC QT'Sのお気に入りの一つなんだけど、今回のアルバムでそれが明確になったかな。
空間系ギターサウンドと使い方はSlowdiveとMy Bloody Valentineからの影響が強かったかな。


■PANIC QT'Sの今後について教えてください!
明確なプランは今のところないんだけど、PANIC QT'Sはファスト&メロディックサウンドでい続けるよ!
多分、鎖で繋げれられるくらいの沢山の曲を作る予定。日本語の曲ももっと!
シンセサイザーの音も取り入れてみたいな。新しいものを生み出して出来るだけ早く日本に戻るように最善を尽くすよ。いずれにしても僕たちは新しい曲を作っていって次のアルバムもI HATE SMOKE RECORDSからリリース出来たらいいな!






toilet「HYPER MAGICAL POPNESS」インタビュー

北海道のへそ帯広市より飛び出したウルトラストレンジハードコアパンクバンドtoiletのデビューアルバムがI HATE SMOKE RECORDSよりリリース!
ヒネくれ変態的ギターリフを織り交ぜながら、緩急を付けたSTOP&GO/変拍子と転げ落ちるかの如き勢いのあるリズム隊。そしてポップ&キャッチーながらもハイテンションに叫び散らかすボーカルが化学反応を起こしたストレンジハードコアパンク全13曲が揃った堂々のデビュー作品となった。
Interview:too smell records・赤石



■アルバムリリースおめでとうございます。とりあえず自己紹介お願いいたします。
木村くん(以下:K):ありがとうございます。toiletのギターの木村です。

■デモは数枚出してるけど こうやって全国流通でリリースするのは初めてだと思いますが、どうですか?
K:そうですね、自主制作のdemoや コンピ参加はありますけど、単独で出るのは初めてなんで、緊張してます。

■ブチあがってないの?
K:ブチあがってる気持ちもあるんですけど、やっぱり緊張しますね….少し不安ていうか、みんな買ってくれるのかな~っていう。自分達の音源がどこまで広がるのかな~っていうのが、ドキドキしますね。

■そこは大澤さんがやってくれますから!
K:お願いします!
大澤(以下:O):頑張ります!(笑)

■DEMOの時点でも反応はあったんじゃないですか?toosmellでもかなり好反応だったよ。
K:確かに反応なくはなかったですけど、嬉しい反応も貰ったりしましたし、大澤さんも買ってくれたうちの一人だし。でも全国流通は初めてなので、やっぱり緊張しますね。
O:それこそtoosmellで赤石さんにオススメして貰いましたね。


■その時からリリースも考えてたの?
O:聴いてからは意識してましたね!出したいなって。そこからこうして知り合えて…。

■良かったなぁおい!
O:ありがとうございます!(笑)

■toilet結成はいつなのですか?
K:2010年ですね、結成して5年目です。その年の春まで大学で地元(帯広)にはいなかったんですけど、札幌にいて、そこでは別のバンドやってたんですけ ど。今の仕事をやる事になって帯広に戻って来る事になって、その時は戻ったらもうバンドをやるつもりもなかったんですけど戻ってきたら今のメンバーに「ギターいないからギターやらない?」って言われてやる事にしました、ギターは目立てそうだし。それまでは ずっとベースやってたんですけど。

■札幌の頃はどんなバンドやってたの?
K:最初はSNOTTYみたいなバンドがやりたくて始めたんですけど全然出来なくて。そこからメンバーにデラシネとDEEPSLAUTERを 聴かせて貰って感銘を受けて、色々パクるようになって(笑)。そんな感じでやってたんですけど途中で解散しちゃって、僕も大学卒業して地元 に戻る事になって。そこからはさっき話した流れです。

■toilet結成当初は「こんな音をやろう」っていうテーマはあったの?
K:何もなかったです。僕は誘われた側なので、もう曲があるもんだと思ってスタジオに行ったんですけど、いざ行ったら「曲は一曲もないんだよね」って言われて....そんで僕が家で一人で弾いたりしてたフレーズがあったのでそれを弾いてみたら「それいいね」ってなって、曲を作っていった感じです。
なのでテーマとかは特になかったんですけど、唯一ベースと「初期BEASTIE BOYSとかDESCENDENTSみたいな感じでや りたいね」って話はしてましたね。結局そうはならなかったですが.....

■でもそれがtoiletのオリジナリティに繋がってる気がします。ヴォーカルの彼、おかしい もんね。
K:結局ヴォーカルがのったらどうにもならなかったっっていう。

■最高に味あるよね、彼。
K:そうですね(笑)

■そこから現在まで影響受 けたバンドとか音楽とかはありますか?
K:音として直接的な影響って感じではないですけど、malegoatを聴いてから色んなバンドを掘り下げるようになりましたね。ALTERNATIVE ROCKとかINDIE ROCKとか。あとやっぱりFARAQUETとかQ AND NOT UとかDISCHORDの 音楽も大好きでハマったんですけど、音的に一番影響を受けたのは大阪のTHE FUTURESだと思いますね。あのぐちゃぐちゃなポップ感を自分達も出したいっていう気持ちはあります。初期音源集の「DIRTY WORKS」の雰囲気が凄く好きで。

■あれ最高だよね。
K:大好きですね。でもアルバム作る時は2nd「分裂電解」をエンジニアの人に渡して音作りの参考にしました。

■そして問題のこの「toilet」ってバンド名はどうやって決まったの?
K:僕が持ってたF.Y.Pの 布パッチに便器のイラストのヤツがあるんですけど、そのイラストが凄い好きで。なんか便器のイラストが使えるバンド名がいいなっていうのと、あとバンド名を略されるのが嫌なので絶対にワンワードの単語一文字にしたくて、せっかくバンド名考えたのに略される のって凄い嫌だったので。それでみんなで色々と案を出して話し合った結果、半分僕が押し切ったような感じで「toilet」になりました。言葉の響きも良いし、絶対に略されないし。あとトイ レって「汚い」ってイメージもあれば「洗浄する」とか「開放的で落ち着く」っていうイメージもあるので、その二面性みたいな部分も良いな、と。

■なるほど、そういう二面性がサウンドスタイルにも反映されてる?
K:自分ではわからないですね…..そ れは見たり聴いたりした人が判断してくれれば….と思います。

■活動は主に帯広〜北海道 ですか?
K:そうですね、ほぼ道内でやってます、月3~4本くらいです。北海道以外は東京しかやった事ないです。

■そうなんだ!東北の方とかやらないんだね、仙台とか、山形とかFRIDAYZいるからハマりそうなのに。
K:ないんですよね….
O:向こうは知ってると思うけどね。
K:地元のREAL SHOCKS MATTERと初めて一緒に東京行く時にSPLIT作ったんですけど、そのジャケはFRIDAYZのケンタさんがやってくれてま す。
O:まあでもなかなかやる機会はないよね。

■道内で仲良いバンドは?
K:やっぱ地元・帯広のREAL SHOCKS MATTERですね、いっつも企画誘ってくれるし、彼らのお陰で東京から来るバンドとか札幌の バンドとか色んなバンドとも対バン出来てたりもするので。あと旭川のTG.Atlasですね、先輩ですけど。

■今、帯広~北海道ってどんな感じなの?
K:最近は高校生とかもライブに来るようになってて、凄く良いなって思いま す。

■高校生くるんだ!それは凄い良い事だね。
K:今のドラムも高校生の頃に僕らがまだ前のドラムの時のライブとかを見に来 てて、その流れで前のドラムが脱退した後に加入する事になったし、だんだん良い感じになって来てるとは思います。
バンドの数も自 分達が始めた頃よりは今の方が全然増えてるし、お客さんも増えてるし。
でもやっぱりまだまだ足りないなっていう部分もあります。 グッと飛び抜けてくるバンドも少ないし。

■そんな中で北海道で今凄いカッコイイなってバンドは誰ですか?
K:札幌のMosomosOですね、あとさっきも言ったTG.Atlas。最近だとCOLOR ME BLOOD REDですね。群を抜いてカッコイイと思います。

■それじゃ東京と北海道の 二箇所でしかライブやった事ないって事ですけど、地元と比べて東京をどう感じますか?
K;う〜ん....東京の方が確かにバンドの数自体が多いっていうのはあるんですけど、なんだか細かく分かれてるなって感じがします、区別されてるっ ていうかしてるっていうか。
逆に、僕らの活動地域はそんな事やってても仕方がないというか、そんな事やってても自分達の首締めるだけなんで。
サウンドスタイルで区別するよりも音楽やってるっていう部分で繋がって楽しんでる方が絶対に面白いと思うので、そういう分類みたいな事はほとんどないです。

■いいですね。そんじゃ今回のリリースはどういう風に繋がってったんですか?そこは大澤さんにも聞きたいんですけど。
O:最初は、toiletを組む前に木村くんが札幌でやってたBEACH FLAGってバンドのデモ をいつだかに貰ってて、そのデモが凄いカッコ良くて覚えてたんだけど。
それでさっきも話したけどtoosmell来た時に赤石に「なんか最近いいバンドいる?」って聞いたら「北海道のtoiletってバンドがいいよ」って言われてDEMO買って聴いたらすげーカッコ良くて…
それでdiskunionのフリーペーパー「FOLLOW UP」のレビューコーナーにtoiletのデモを書いたんだよね、そしたら木村くんがお礼みたいな感じで直接メールくれて、そこから連絡は取るようになってたんだけど、その後にTHE SENSATIONSの2nd albumのレコ発で北海道に行く事になって札幌は決まってたんだけど、どうせなら行った事ないトコロに行きたいなって事で木村くんに連絡して帯広に呼んで貰ったんだよね。
そこであのBEACH FLAGのデモをくれたメンバーが後のtoiletの木村くんだっていうのを知ったっていう(笑)
K:そうですね。最初の東京はヒロさんの企画「BREAK A SCHOOL」に呼んでもらってのが初めてだったんですけど、そこから今度は大澤さんが僕らを呼んでくれてっていう。
O:最初は板橋にライブ出来る公民館があるからそこでやって…2度目はTHRHのソウくんとか板橋周辺の毎週飲んでるような仲間周りで一緒にやってる「TJ Meeting」ってイベントにも出てもらいましたね。
K:それで大澤さんから「もしアルバム出したいっていう時は言ってよ!」って 言ってくれて。
O:そうだね、だからこうアルバム出すってなるまでは早かったよね、自然な流れっていうか。

■いつもの大澤パターンですね。
O:そうだね(笑) 特にマジメな話もする事なく「あ、曲揃ったんだ、じゃあやろっか」みたいな(笑)

■そしてこの度こうして全国にバラまかれる事になる訳ですね。
K:バラまかれる(笑) そうですね….最初からあまりガツガツツアーとかも出来ないっていう話もしてたんですけど、それでも良いって言ってくれて….
O:そうだね。だから最初から活動はそんなに出来ないっていうのはわかってたんだけど、それなら行けない分、逆にtoiletがバンドがこっちから帯広に行きやすいような状況を作って欲しいっていうか、そういう体制を整えてくれたらなって思ってる。
自分達もだけどI HATE SMOKEから出してるバンドとか友達のバンドとかが北海道にツアー行くならまず札幌は行くだろうけど、toiletに頼めば帯広にも行けるんだぞと。

■それじゃ帯広支部長ですね。
K:支部長….(笑)
O:うん(笑) そんな感じで一緒にやったら今度はこっちが呼びたくなったりもするじゃない?そういう関係を色んなバンドと築いてくれたらいいなって。
地元のシーンも盛上がっていって欲しいし。

■それは素晴らしい事だね~
O:うん、それで全体的に良い流れが出来たらいいなって思ってる。なんか今の風潮じゃないけどさ、やっぱレーベルが何かをリリースするからには「売れてナンボ」みたいなトコあるじゃない?
リリース前にはいっぱいツアーして~PV作って~とかガツガツプロモーションやって顔と名前を売って準備整えてから出す、みたいなさ。でもtoiletを出すのはそういうんじゃなくて、無名も無名だと思うし…(笑)遠征もほとんどしてないし。
さっき言った事ももちろんそうなんだけど、帯広をメインにして活動してる訳じゃない?
でもこうやって全国流通でリリースする事によってタワレコだったりとかビレッジバンガードだったりとか大手のショップにも置いて貰える状況が出来る。
そんでさっき木村くんが高校生もライブに来るって言ってたけどそれなら尚更で、そういう子とかがそれを見たら少しでも夢を与えられるんじゃないかな?って。
「ウチの地元のバンドのCDビレバンに置いてるわ!」とか「タワレコで展開されてた!」みたいなさ。
地元で活動しててもそういう事が出来るっていう、地元の子達に夢を与えて欲しいなって(笑)
K:夢、 大事ですね。
O:うん。そうやって希望を与えて欲しいなっていうのと、さっきも話したみたいに帯広に色んなバンド呼んで、帯広自体をもっと盛り上げてほしいなっていうところに、期待してます!

■なるほど。それでは木村くん、夢は、ありますか?
K:夢……夢って いうのかわからないんですけど、そもそも僕はアルバムリリースどころかデモ音源をリリースするっていう事すら想像していなかったので….
僕達は仕事の関係上がつがつツアーやったりも出来ないし、連休もほとんど取れないから遠征もなかなか出来ない訳で、物理的にライブがたくさん出来る訳じゃないんです。
でも、そういう環境でも真剣に頑張ってやってれば大澤さんみたいに見てくれる人は見てくれるし、 今回みたいに全国流通の音源をリリースする事も出来る。
さっき大澤さんも言ってましたけど、今回僕たちがアルバムをリリースする 事でそういう部分を若い子達や地元の人達に見せて、少しでも夢を与えられたらなって思ってます。


【音源情報】
toilet / HYPER MAGICAL POPNESS 
[IHSR58 / CD / 1,800円+税]

1.ハイパーマジカルポップネス 
2.デマカセ
3.階段
4.Mister Donut
5.ナギサ
6.Escape From Fashion 
7.パパ
8.MAKAI
9.ソーシャルビッチ
10.SUPER RELAX ACTION
11.ノーマルボーイズ
12.トブトリオトス
13.ボジョレーヌーボー

【ライブ情報】
10.17(土)吉祥寺WARP
10.18(日)代々木MALDIC STUDIO
10.24(土)帯広REST
11.8(日)札幌KLUB COUNTER ACTION
12.12(土)札幌PIGSTY
12.26(土)帯広REST

【オフィシャルホームページ】



THRH 「LOVE THE LIFE YOU LIVE LIVE THE LIFE YOU LOVE」 インタビュー完全版

時は2015年、舞台は頭狂コンクリートジャングル。
空気読まない風見鶏7匹が贈る、12cmと17cmの円盤に今彼等にできるありったけのLOVEとLIFEを込めた作品が産み落とされた。
ツインボーカル、トリプルギターを擁する移動型動物園、もといパンク/ハードコア・チーム THRH、7人態勢になって初の正式音源が遂にリリース。
チームを引率する2匹のボーカル、タジリテツヤ/モリミソウイチロウに話を聞いた。
※誰か、トオルちゃんがトオルちゃんと呼ばれる、所以を教えて下さい。
Interview:KEEP AND WALK / dues 新宿・松尾駿介


■THRH、本誌初登場ということで、自己紹介を。
タジリテツヤ(以下:T):初めまして。THRHのタジリテツヤ(Vo/兄ゴリラ)32歳です。牡羊座のAB型、好きなタイプは〇〇〇〇です(照)。
モリミソウイチロウ(以下:M):いきなりかよ(笑)。2014年に加入したソウイチロウ(Vo/ex-A.O.W/)です。

■何気に、よくよく見返してみたら、THRHって結構長くやってるよね。
T:そうだね。ちゃんとやりだしてからは11年くらいかな。

■メンバーは、今回加入した2人はとりあえず置いておいて、変わったりしてるの?
T:いや、俺とコウノヒロユキ(Gu/産休)とフカザワリョウヘイ(Dr)は11年ずっと一緒っすね。タジリケンタ(Gu/弟ゴリラ)が入ったのが7年前ですね。その後ナカヤスケイシロウ(Ba/パンクス)が入って、2014年にアリマヒロシ(Gu/ex-I think/トオルちゃん)とソウ君が入って、今は7人でフルメンバーって感じだね。

■2人が加入してすぐにデモはリリースしてコンピ等にも参加してたけど、正式な単独での音源としては久々だよね。ずばり、出来上がってみて新作の手ごたえはどうですか?
T:いいんじゃないかな。ソウ君とヒロシが入って7人になって、THRHに対するモチベーションがみんながいい所に持って行けたタイミングでリリースできたんじゃないかなと。
M:リリースをするっていうのを目的に動いていたのもあるし、実は去年の1月からまだA.O.Wとしてやっていた時から練習にはずっと入っていて。6月にA.O.Wが解散して7月からすぐ切り替えてライブ出来るようにっていう所があって、さらにその先に音源をちゃんと出そうっていうのも見越して動いてたか、凄くいい流れでリリースできたんじゃないかなと思います。



■2人の加入はどんな流れで決まったの?
T:まさかの、示し合せたわけでもないのに同じ時期に2人からそれぞれ連絡があって、先にヒロシから連絡があって、何日かしてからソウ君から連絡があって。2人ともTHRHに入りたいって。

■サウンド的にはこの大所帯でやるのはイメージ的に珍しいのかなと思うんだけど、2人が加入したTHRHって想像できた?
T:いや、別に全然なかったかな。どちらかと言うと、友達が入るというか、飲み仲間だから2人とも。人となりは全然知ってるからなんも問題ないし。まぁ周りからは、今のバンドとしての形を変える必要はなんじゃないって言われたりもしたんだけど、でも仲のいい友達が一緒にやりたいって言ってるのを断る理由もないし、その先に何があるかなんてやってみなきゃわかんないしね。2人に加わってもらった一番の部分は人間性だね。

■ちなみに、ソウさんは自分から入りたいって伝えたわけですけど、自分が加わることでTHRHがどうなるかってイメージはありましたか?
M:もともと好きだったのはもちろんなんだけど、漠然と入ったらどうなるんだろうっていう方が強かったですね。んで、初めてスタジオに入った時に"あっ、これ行けんな"って確かな感覚があって。
T:あー、それめっちゃあったね。
M:それからどんどんイメージが湧くようになったかな。
T:7人で初めて音をあわせた時の"あの感じ"は忘れられないよね。
M:入る前より、とりあえず音出してみんべって"バン!"って出した時に、きた!これ早くライブやりてぇ、音源もつくりてぇってなったかな。

■なるほど。では新作についてのお話を聞かせて下さい。今回、7inch+CDを同梱でのフォーマットでのリリースになったけど、これはどうしてこういう形を選んだの?
T:7inchが好きだから?(笑)
M:いや(笑)、そもそもは10曲以上がっつり作ってアルバムとしてリリースしたいなと思ってたんだけど、やっていく中でちょっとすぐには厳しいっていう流れがあって。新曲4曲でシングルみたいな形でリリースしようっていう話と、俺とヒロシは自分達が入る前のTHRHの曲も好きで加入してるから昔の曲も7人でやって入れたいっていう気持ちもあって。そんな中で今回リリースしてくれたI HATE SMOKE RECORDS・大澤君の所へ話を持って行ったら、新しい曲は7inch、既存曲の新バージョンはCDで収録してあわせてリリースしてみたら面白いよねって話を出してくれてやっとまとまった感じでしたね。ちょっとややこしい売り方かもしれないけど(笑)、リードの2曲だけどっちでも聴けるようになってます。

■なるほど。7人で録りなおした既存曲は、どんな基準で選んだのでしょう?ソウさんとヒロシ君がやりたい曲を選んだとか?
T:いや、7人で話し合ってだね。
M:そうだね。ただ、俺たち2人から見てこの曲はやりたい!っていう意見も入れてもらいつつ。昔デモで出した曲も入れつつ。
T:チューニングが違ったりっていうのもあるけど・・・7人でやるとそもそも全然別物(笑)。
M:そう、もはや全部新曲(笑)
T:あっ!あとね、7人になったから7inchを出すって事じゃないんでそこんとこよろしく(笑)!
M:うん、一切関係ない話だね(笑)。

■(笑)。タイトルに込められている意味は?
T:2人で書いた歌詞をお互いに見たのがレコーディングの直前で、それからタイトル決めたんだけど、ソウ君の書いてる歌詞がボブ・マーレーの"ゲットアップ・スタンドアップ"から影響受けてたりして、タイトルもボブ・マーレーの言葉からとったんだよね。
M:そう。Love the life you live. Live the life you love.って、日本語訳するとあなたの生きる人生を愛せ、あなたの愛する人生を生きろ。って意味で。なんかぴったりじゃね?って感じて。バンドのスタイルにもあってるし、7人ってなかなか時間もあわなかったり境遇も違う中で、バンドやるときはめっちゃ楽しくやろうぜ!少ない時間フルに使ってギリギリまで楽しみたいっていうスタイルでやっているから。
T:基本的には、ソウ君はスーパーポジティブおじさんで俺はひねくれおじさんなのね(笑)。ネガティブな事を言いながら最終的にポジティブになるみたいな。でも、1曲目の"A.I.P"とかは特にソウ君に触発されて歌詞を書いてて、パッとみて前向きだなってわかる歌詞なのね。他の曲でも結構影響されてる部分あって、だから今回"LOVE"って言葉も今までは避けてきたけど、実際は"LOVE"しかないからさ。俺自身もそうだし。



■どの曲をどちらが書いてるっていうのは先に教えてもらってたんですが、言葉の使い方とか要所要所違いもあるんだけど、内容とか感触的には全然遠くなくて、たぶん言われないとどっちが書いてるかほとんどわかんないよね。
T:そうなの!俺もそれ凄く思った。古い曲4曲はもともと書いてあった曲だけど、新曲は2曲ずつ書いてて、その2曲はどっちがどっちって俺らのことよく知らない人にはあんまわかんないと思うな。ちなみにまったく打ち合わせ無しで書いてます(笑)。
M:今回は完全にそれぞれで書いたんだけど、この書き方のスタイルが全てじゃないかもしれないし、今後は共作にするかもしれないし、自分の歌うところは自分で書くとかもやるかもしれないし、同じタイトルの曲で別々の歌詞を書いたりもするかもしれないし、

やっぱボーカルスタイルも変幻自在なアプローチで色々挑戦してみたいしね。
T:それぞれ書きながらどっちがどこ歌うってとこまで考えてるんだけど、ボーカルに関してはスムーズだったね本当に。パート別けも微調整くらいで。練習1回しかしてないしね(笑)。もともと心配はしてなかったけどそれでも早かったね。

■最初にスタジオに入った時の感触が今もいい方に進んできてる証拠だね。
T:楽器隊は結構大変そうだったけどね。ヒロシが入ったことで確実に底上げになったし、かつこれまでぐっしゃっとしてたそれぞれの楽器の輪郭を出したりとか、今までやってこなかった部分にも力を入れてあれこれ試してみたりして。やっぱりもっと色々やっていかないと駄目だなって痛感できた部分も多かったね。

■音の感じは凄くクリアになったよね。曲がしっかり立っているというか。
T:もともと俺らみんな両方好きなんだよね。ぐしゃっとしたハードコアももちろんだし、クリアな音の音楽も好きだし。だからどっちも好きだから出来た音なのかなって。
M:MEANINGのよっくんがエンジニアをやってくれてるんだけど、今回でTHRHやってもらうの2回目で、前回録ってくれた時に思った事を今回どう反映するかっていうのも一緒に悩んでくれるエンジニアだから、今回はこうしたいとかコンセプトもちゃんとわかってくれてたし。だからレコーディング作業自体は凄くスムーズで。
T:ケンタとか1時間くらいしかかかってないよね?ほぼワンテイク(笑)。
M:人数が人数だし、時間をかけようと思えばかけられるんだけど、限られた時間の中に目標も置いてやっていたから、その中でベストなものができあがったと思います。

■曲調自体、うるさくて早くてっていう根本は変わってないんだけど、いい意味で凄く聴きやすくなったように感じていて。
T:そうっすね。やっぱメンバー増えたってのが大きいよね。今までのが悪かったとかじゃなくて、"I HAVE A DREAM"とか特にそうだと思うんだけど、こういう曲って全然やってこなかったから。
M:僕的には、THRHの曲ってノリもあるし、聴き方によっては凄くポップな面もあったりとかして、ビートで攻めるイメージだったんだけど、もちろんテツヤの言うとおりで前が悪いとかじゃなくて、ギターもボーカルも増えてこれでさらにぐしゃぐしゃにしたら、お客さんや聴いてくれる人の目線に行くと、聴きづらさの方が勝っちゃうんじゃないかなって思って。だからしっかり誰がなにやってるかわかるようにしようっていうコンセプトのもとで作っていて、だからこそ作る段階・練習段階で躓いてたところもあったんだけど、あえて今までやってこなかったやり方をどんどん取り入れてやってみたし。

■5人の時のTHRHをよく知ってる人が聴いたら驚きも大きいよねきっと。
T:うん、賛否両論ですねまさに。でもそれで僕らとしては嬉しくて、否定の意見も興味をもってもらえてるってことだし。さっきも話したけど、俺たちどっちも好きだから、次の音源はスーパーノイズみたいになってるかもしれないし(笑)。
M:THRHは今回初めてちゃんと流通にも乗せてもらうし、この作品で俺らの事を知って聴いてくれる人も増えると思うんだけど、それだけじゃなくて今までTHRHがやってきた11年で出会った人達にも、今の俺達が伝わってくれると嬉しいですね。
T:まぁ、なんも変わってなんで俺達(笑)。聴いてくれたらわかるから絶対。演者でいるのはステージにいる15分だけだし、モッシュピットが大好きなだけの酔っ払いだから(笑)。



■凄く漠然とした質問ですが・・・THRHにとって、音楽ってどういうものですか?
T:あれっすね。LOVEとLIFEとLIVEじゃないっすかね。
一同:爆笑
T:たまに真面目に答えるとこれだからなー(笑)。
M:いや、でもまさにその通りだと思います。どんな形であれ、一生付き合っていきたいものですね。
T:ソウ君入る時にみんなで話したんだけど、この7人だったら50歳とか越えてブルースとかジャズのバンドになってもいいよねって話してて。だからDUB 4 REASONとか凄く憧れるよね。楽しい人生をこの7人でやっていくって、それを通じて出会う人には愛しかないしね。

■では、最後に一言、お願いします。
M:ツアーもがつがつブッキングして全国各地に行くので、お近くに行った際は是非一緒に遊びましょう!
T:僕からは、THRHは僕たちの人生で、是非その人生に会いに、愛に巻き込まれに来てください。そしたら愛に溢れた人生をおくれるはずです。・・・終わり(笑)!

【音源情報】
THRH 「LOVE THE LIFE YOU LIVE LIVE THE LIFE YOU LOVE
[IHSR55 / 7inch+CD / 1,600円+税]
SOULMINEで購入する

収録曲
<アナログ;>
1.ATAMA IKARE POSSE
2.I have a DREAM
3.BKP
4.Get up Stand up
<CD>
1.ATAMA IKARE POSSE
2.I have a DREAM
3.自分次第
4.CHAOS
5.Distrust
6.POSER KILLER

【ツアー情報】
05/30(土) 神奈川 横浜B.B STREET
06/06(土) 大阪 心斎橋PANGEA「CHANGE YOUR CIRCLE TOUR」
06/13(土) 大阪心斎橋「STORMY DUDES FEST A2015」
06/20(
土) 愛知 名古屋CLUB ZION「CHANGE YOUR CIRCLE TOUR」
06/28(日) 東京 下北沢SHELTER「CHANGE YOUR CIRCLE TOUR」
07/11(土) 北海道 札幌KCA
07/12(日) 北海道 苫小牧CLUB ROOTS
07/25(土) 東京 小岩BUSHBASH
08/02(日) 埼玉 熊谷 HEAVEN'S ROCK
09/26(土) 福岡 小倉 MEGAHERTZ
09/27(日) 福岡 博多KIETH FLACK
10/03(土) 大阪 心斎橋CLAPPER

10/17(土) 東京 東高円二万電圧(FINAL)

THRH OFFICIAL HP:http://thrh.nobody.jp/

【レーベルツアー開催!】

STARVINGMAN 「My Demo EP」インタビュー

とてつもなくポップで人懐こいメロディーとは裏腹に強烈なメッセージが乗っかったそのサウンドは、どこまでメロディックであり、またはハードコアであり、なによりパンクであるとてつもない新人がデビュー音源をカセットにてI HATE SMOKE TAPESよりリリース!今回はバンド結成から今作「my demo ep」制作までの話をメンバーに聞いた。
INTERVEW:OSAWA17

■マーティー君の前身バンド(SORRY FOR A FROG)解散からの話も交えつつ…、まずSTARVINGMAN結成したのはいつですか?
マーティ:おれとヨシが最初スタジオ入ったんだけど、その時が2013年の・・・
ヨシ:7月とかそんくらい。

■解散から2年くらいあいてるんですね。STARVINGMANやるっていうアイディアとか、こういうバンドで動き出そうっていうのはソーリー解散してからすぐにあったんですか?
マーティ:ソーリー解散した時は全く考えてなかった。

■バンドをやろうとは思ってました?
マーティ:うん、思ってた。でもそれはパンクじゃなくて、60'sのモータウンとかポップス~ロックとか70'sパワーポップなんかを自分なりに消化した感じのバンドでこれからはやっていこうって思ってた。

■その2年間の間にやりたいことが変わっていった感じなんですかね?
マーティ:変わったというか、それはそれでやるんだけど、別のバンドでパンクをやりたくなった。ソーリー解散してからは、速くてうるさいのはもうやらないだろうと思ってたんだけど、・・・まあやめられないのかな。笑

■ヨシ君と出会ったのはいつ頃なんですか?
マーティ:2002年とかかな。
ヨシ:二十歳過ぎくらいでしょ。

■その時はお互い違うバンドで?
マーティ:ソーリー結成してすぐくらいで、まだバンド名がソーリーになる前だね。
ヨシ:当時おれがやってたバンドが新宿アシベでライブしてたんだけど、その時いきなりMD渡してきて。「かっこよかったです!」って。ほんとかどうか知らないけど。
マーティ:そのライブ自体はあんまり覚えてない。笑
ヨシ:それで話してみたら同い年だし、お互い栃木(出身)で、意気投合というか。で、その後にやったバンドでよくソーリーと一緒にやって。合同企画もやったし。あとヘルプで叩いたし。

■ソーリー解散してヨシ君に声掛けたきっかけってなんですか?
マーティ:まあソーリーでヘルプで叩いてもらった時に、おれの好きなタイプのドラマーだと改めて思ったんだよね。だからいつか一緒にやりたいと思ってて、そんでソーリー解散前の新宿ロフトの時「よかったら見にきてよ~、そしていつか一緒にやろうぜ~」みたいなメールをした気が。だからSTARVINGMANやろうと思った時、真っ先にヨシが浮かんで声を掛けたんだよね。

■その時ヨシ君はバンドやってなかった?
マーティ:Misled Baldsっていうバンドを脱退した後かな。
ヨシ:そうだね。

■なるほど。っていうかマーティ君、パンクはもうやらないってほんとに思ってたんすか?
マーティ:うん、思ってたよ。

■…にしては、STARVINGMANはサウンドはもちろんなんすけど、歌詞の内容ももろパンク的だし・・・
マーティ:ははは。まあ歌詞に関しては、3.11もあって・・・。そもそもおれ25歳くらいまでは社会に対して本当に無関心だったし、政治なんて全く興味がなかった。
選挙も行ってなかったし。で、ソーリーやってた頃、ドラムのタクミが時事ネタの話をする時おれはついていけなくて、その時タクミに言われたんだよね。
「もっとニュースを見たほうがいい。朝の30分だけでいいから。」
って。じゃあとりあえずニュースを見てみるかと。
それで朝の少しの時間、テレビでニュースを見るようになって、少しずつだけど、今世の中で何が起きているのかってのを知り始めて。
すると政治だとか社会のことって、語弊があるかもしれないけど自然と面白く思えたんだよね。現実に起こってることだし。
当時は麻生政権の時かな、あの人ほんと色々凄かったし。

■漢字読めなかったりとか。笑
マーティ:そうそう。本音ポロリの失言多かったし、こんな人が総理大臣なのかって思って。ニュースを見れば見るほど政治に対する不信感は募って、当時はマスコミも政府をガンガン叩いてたよね。今ではマスコミも政府に牛耳られてるとこ結構あるけど。
で、しばらくして3.11があって。あの時は無力感に苛まれて色々悩んだけど、同時に政治に対する怒りもあった。
おれ思ったこと感じたことはすぐにメモを取ってるんだけど、歌詞はそのメモを基にして書き上げたんだよね。
サウンドもそういった“怒り”から生まれたメロディーもあるかもしれない。

■明らかに変わったなと思うのは、日本語詞になったじゃないですか。英詞も混ざりつつ、結構オリジナルな歌詞だなと思うんすけど、このストレートな日本詞で歌おうと思ったのは?
マーティ:それは、英語が喋れないから。笑
ヨシ:英語下手だしね。

■あんだけ前のバンドで英語の曲歌っといて・・・笑
マーティ:ははは。逆に、なんでソーリーは英語詞だったんですか?って質問のほうが的を得てると思うもん。笑
ソーリーの時の歌詞って、日本語で書いたものを翻訳できる人にお願いして訳してもらったりしてたんだよね。

■へー!そうだったんすか~。
マーティ:自分で翻訳サイトで訳したのも何曲かあるけど、文法がおかしかったりするし、語呂合わす為に編集して言いたいことの何割か削って結局妥協したり、いいことなかったかも。まあソーリーの時なんで英語だったかっていうのは・・・
ヨシ:まあ流れでしょ。
マーティ:そうだね、流れ。あのジャンルの“標準”だったからね。例えばHi-STANDARDは多くのフォロワーを生んだけど、ハイスタが日本語で歌ってたとしたら、その多くのフォロワーは果たして英語で歌っていたのか?と。 
確かに所謂メロディックパンクはUK、USが生んだものだから、英語が一番しっくりくるっていうのはあるけどね。
でも日本人が公用語じゃない英語を歌詞にするってのはやっぱりパイオニアの存在があって今に至るんじゃないかな。
STARVINGMANは歌詞のメッセージを大事にしてるから、歌ってて気持ちの込められる日本語でやろうと思ったのもある。

■うんうん。以前、STARVINGMANに「Counter」でアイヘイトのオムニバス参加してもらったじゃないですか。で、日本語で歌ってるってのはわかったんすけど、日本語っぽくもない感じに聴こえてなんかすごい良い感じの落としどころを見つけたなっていうか…
ヨシ:歌いまわしが独特かな?

■そうっすね。あと日本語ってなると、歌にすると“強く”出ちゃう部分があるじゃないですか。聴いててもそれがうまく隠れてるし英単語のチョイスもわかりやすいから、すごい聴きやすさもあって。で、今STARVINGMAN試聴で一曲上げてるけれど、あれだけで判断してほしくないっすね〜。歌詞カード是非見てほしいっすよね。なんかSTARVINGMANって、曲と歌詞がワンセットになってるバンドだなと。
マーティ:うん、そうだね。



■話ちょっと戻りますけど、マーティ君が社会に関心を持つようになって、首相官邸前のデモとか、新大久保とか、行ったと思うんですけど、その流れで聴いてる音楽の変化とかありました?
マーティ:ある。プロテストソングを掘り下げたかな。ウディ・ガスリー、Billy Bragg、Nina Simone、ざっくり言うとそのあたり。RCサクセション、SOUL FLOWER UNIONなんてちゃんと買い集めるようになったのは実は震災以降で。
プロテストソングとかって、遠回しなものもたくさんあるけどストレートなものもあるでしょ。
聴く人のなかには、なんでこんなに怒ってるのか、誰に対してなのかって疑問に思う人もいる。
例えばなんでサッチャーはワーキングクラスの人達からあんなに嫌われていたんだろうとか、何も知らなかったわけよおれは。疑問を抱くきっかけにはなったよね。

■歌詞に関して、メンバーで話し合ったりします?
マーティ:するね。
ヨシ:するする。
マーティ:おれとヨシは結構意見が違うんだよね。

■それはおもしろいっすね。え、今回のテープの中で言ったら?
ヨシ:わかりやすいのはBe Clean Be Greenかな。これちょっと歌詞変えようよみたいに言った。
マーティ:最初はね、もっと押し付けがましかったの。でもヨシに「ちょっとこれは強すぎるんじゃないか」って言われて、言葉を弱くしたんだよね。
ヨシ:これでもね。歌詞読んだ人は「マジで?これで?」ってなるよね。
マーティ:そうだね。笑
ヨシ:オレは、もっと自分でちゃんと調べて考えた上で「No」って言うならいいんだけど、押し付けられたりというか、みんな「No」って言ってるからオレも「No」っていうのは違うなって。「Counter」もそうだけどもっと自分で考えて、まあ(ヘイトスピーチが)良くないことはわかるけどなんでダメかとか。実際はどうなのかとか。そういうのを考えてほしい。

■周りが言ってるからそれに合わせるんじゃなくて。
マーティ:うん。たぶんそういう人も結構いると思う。感情だけが先走って。
ヨシ:今まで日本が繰り返してきた、流行りみたいなもんで終わって。

■これでちゃんと自分で調べて知っていくきっかけになってほしいってことすね。
マーティ:例えばヨシがオレと全く同じ意見を持ってたとして歌詞ももっと言葉強くなってたら、攻撃的な印象しか持たれないかもしれない。

■すごいいいバランスを取れてるんですね。
マーティ:そうだね。ヨシに指摘されて歌詞を直して結果的にすごく良くなったね。問題提起って形にはなってる。でもまあこれでも「ただの押し付けだ」と思う人も多いかな。
ヨシ:オレ寄りの人からしたらね、そもそもお題がね。でもそういう人は考えてるからね、いいんだよ。
マーティ:ああ、そうだね。まあうちらが考えてほしいって思ってる人はつまり「何も知らない人」に対して。自分がそうだったからさ、「変われる」ってことをオレ自身が知っているし。自分と同じ考えの人の共感を得て自己満足、じゃダメだと。
問題提起をするっていうのは誰でもできるし簡単だけど、問題提起さえしない空気があるでしょ。所謂「サイレントマジョリティー」がたくさんいるわけで、異議なければ支持してると同じだなんて都合よく解釈されるのは納得いかない。
だから、きっかけを作れるなら、「オレはノーだ。君はどうだ?」っていう問いかけをしたい。君がイエスでもそれが考えた上でのイエスなら、何も考えないよりいいと思ってるよ。
今の日本は2人に1人しか選挙に行かないって投票率で、それは恥ずかしい、っていうか勿体無いことだと思うし。もちろん過去の自分に対しての自戒を込めてね。

■そこを考えるだけで、自分の生活も変わりますよね。
ヨシ:ってか、どーなんだろ。これを聴いて政治とか社会のことに関心を持ち始める人っているのかな?これ聴いてる人はすでにわかってる人達なんじゃない?
マーティ:う~ん・・・。

■なんか、政治に関心をって言葉がカタイし、強すぎる。なんていうか・・・「生活に興味を持つ」みたいなニュアンスっていうか。自分の日常の事ですからね。
ヨシ:政治に関心がないっていうのがすでにおかしいんだよね。生活と一体のはずなのに。関心を持ってほしいっていうか。

■関心というか、疑問を持つことがすごい大事だなって思いますね。
マーティ:なるほど・・・。もう何年も前のことだけど、FAT MIKEがPunk Voterってのを立ち上げて、当時はそれを疑問に思ったことがあったの。
なんでパンクと選挙がリンクしてるんだろうって。当時はパンクのこと何もわかってなかったし、社会に対しても無関心だった。
ただNOFXはかっこいいからCDを買い続けててさ。歌詞もろくに見てないのにね。V.A.「Rock Against Bush」だってあんなあからさまなのにただ聴いてただけ。パンクはそもそも・・・って話だし。
だから疑問に思ってもそれ止まりじゃなくて、その先に行かなきゃなんだよね。今の時代簡単に調べられるし。情報は錯綜してるから、自分で見極めなきゃいけないけどね。

ヨシ:結局、知的好奇心があるかないか・・・それ言ったら元も子もないか。

マーティ:何かに疑問を持っても・・・例えば消費税が上がったり物価が上がったりしてるけど、チクチク少しづつだと実感が湧きにくいじゃない。

ヨシ:それは日本だからじゃない?食うのに困ってないじゃん。アメリカだとファミリーで明日食う食べ物がないみたいな、格差が相当あるわけでしょ。アメリカだったらそういう貧困問題で大勢の人達がワーっとなって立ち上がるけど、こっちは「いつかなるぞ」って言われてもさ、わかんないよね。

マーティ:うーん、確かにね。アメリカに比べれば格差は今は大したことないかもしれないけど、日本も生活保護を受けている世帯がどんどん増えてるのが現状で、でも身内や周りの人がそうじゃないとこれまた他人事になるよね。恐らくこれからも格差は広がっていくけど、自分には関係ないやで終わるから選挙に行かない人が多いのかも。

ヨシ:・・・危機感。危機感を持てって言われてもね・・・。例えばテロが日本で起きるでしょ、起きる可能性が高くなったでしょ。地下鉄サリン事件だって20年経ったけど、実際あんなことが起こってるからね。

マーティ:そうだね、昔話みたいになっちゃってるけど。

ヨシ:興味を持てって言い続けるしかないかな。

マーティ:でもそれで引いちゃう人もいるしなあ。興味を持てって言うのはいいんだけど・・・。おれは、「デモに来て」とか人に求めたりはしないのね。ただ選挙行ってない人は、せめて選挙には行こうよって言い続けたい。今の政府は憲法改正しようとしてるけど、憲法がどう変わるかによって生活がガラっと変わるよね。そういうことも、知れば自然と足を運ぶかと思う。

■だから、興味を持たせる為の、ポップな曲じゃないすか。
マーティ:あー、そうか。

ヨシ:多くのバンドを知ってるわけじゃないけど、うちらみたいな音でここまでストレートなこと言ってるバンドはいないのかな。曲聴いて気に入ってもらえたら、歌詞見て疑問に思うなりしてさ、1人でも多くの人が興味を持ってくれたら嬉しいよね。

(ここで仕事を終えたAIRDAが現れる)

AIRDA:遅くなりました。

マーティ:じゃあ最後、AIRDAから今後の意気込みを。

AIRDA:最初はね全然、ずっとこのバンドをやるって頭になかった。マーティはバンドをやったほうがいいと思ってたから、やるって言われて、じゃあ手伝う。って感じでサポートしてたから、歌を歌うとか、メロディックをやるとか、これっぽっちも考えてなかった。
とりあえず手伝って、それですげーいいベースが見つかって、いいバンドになるんだろうなあって思ってて。でも結果的に楽しくて入っちゃった。
意気込みは、そうだな・・・終わった後イエーイっておいしいビールを飲めるようなライブをやりたい!

マーティ:そうだね。それが続けれたら最高だね。



STARVINGMAN / My Demo EP [TAPE+MP3]

A-side
1. Train Train Train Train
2. Counter
3. She
4. Yeah Yeah

B-side
1. Make Me Laugh
2. Be Clean Be Green
3. Amata No Uta 


【特集】迸る狂気と混沌!deepslauter 3rd ALBUM「ELEVATION DEPTH」インタビュー

迸る狂気と混沌!deepslauter 3rd ALBUM「ELEVATION DEPTH」インタビュー
限界破裂寸前の破天荒ライブでハードコアシーンのみならず、多方面でその名を轟かせてきたDEEPSLAUTERが単独作品としては8年振りとなる3rdアルバム「ELEVATION DEPTH」をTHRASH ON LIFEよりリリース!
前作から更に中毒性高めの混沌感と多彩なリズムパターン、そして間口を広げた楽曲センス、キャッチーさも搭載させた切れ味抜群の全15曲が収録!メンバーに話を聞いた。

INTERVIEWER:OSAWA17

■前作アルバムより8年経過してのリリースとなりましたがまずはその8年間のバンドの活動などお伺い出来ますか?
Yasu(以下:Y):前作をリリースしたのが2006年11月で、現在までの間、ライブと仕事しかしてなかったですね。最初の3年間はライブ、後の5年はメンバー全員の仕事が忙しくなった感じかな。『SUPER RIZUMU』リリースツアー後には、GUYANA PUNCH LINEのメンバーがやってたTHANKGODとのスプリットをリリースしてアメリカツアーを。2007年は年間120本ライブやりましたね(笑)

Osamu(以下:O):でも、結局スプリット日米ツアーが始まる時にCDが間に合わなくて、サンプル盤で日本ツアーを凌ぐっていう(笑)

Y:アメリカツアーから帰ってきてからは、地元小岩のTIALAと山形のSHIFTと3バンドでスプリット出したら面白いよねって、それが2008年にLESS THAN TVからリリースになってまたツアーしてみたいな。静岡の浜辺とDO ITは忘れられないイベント。で、その後にも2009年の夏前ぐらいにKamome kamomeとFUCK YOU HEROESとのスプリット、翌年にファースト『ROCK’EM ALL』の再発して、2011年にはNiw! RECORDSのDVD「Niw! Collection-110115 Niw! Year Festival-」で出してもらったりとか、割とリリースはしてました。その頃から土日中心でのライブになったけど。

■メチャクチャ活動的ですね!8年振りのアルバムといっても2nd リリース直後の動きが激し過ぎたのもあって、今通常のライブ活動しても止まってるように見えちゃうっていう...
Y:あまりにもやりすぎちゃって「最近ライブやってんの?」ってよく聞かれる様になっちゃって...結構...やってると思うけど(笑)
Saku(以下:S):久しぶりに会うバンドには絶対言われる(笑)
Y:曲作りのペースは以前に比べるとダウンして、でも去年の秋ぐらいには形が見えたね。

■それでは今作の収録曲は2011年以降からの制作された曲が中心なんですか?
Y:決してそうでは無く、2007年の『SUPER RIZUMU』以降から作っていた曲もあります。3曲目「Extraordinary」は前作リリース後すぐにできた曲だよ。7SECONDSみたいなコーラスを入れてみよう!と。自分の中ではMISFITSだったんだけど(笑)
我々は、曲が完成したらライブで必ず1回プレイします。でもしっくりこないと、やらなくなったり、曲を合体させるとか。今回のアルバムは、その中でも表現出来る限界の全15曲を、前作リリース後から作り込んだ感じかな。



■今作は変拍子や中毒性のある不協和音の中に、2ndから更にバラエティに富んだリズムパターンだったりキャッチーなシンガロング出来そうなポイントもあり真逆の部分が一体になっていて凄く良かったです。どのような方法で楽曲制作しているんですか?
Y:我々の作曲方法は2パターンあるのね。サクちゃんのベース、または、僕のギターからジャムって作るパターンと、もう一つは口で作るパターンがあります。笑
iPhoneとかに声でドラムを「スタスタスタ...」とか録ってみんなで合せていくんですよ。7曲の「THE BEST SHOWER IN MY LIFE」はまさにそれ。新宿NINE SPICESの楽屋でサクちゃんに聴いてもらって一瞬で完成。震えたね。

■今作「F.U.N.K」等でも見られるグルーヴィーなリズムパターンも今までとはまた違ったアプローチで面白かったのですが、ドラムのアレンジで気にかけた事はありますか?
Callin(以下:C):基本的には曲にのせて、フラットに出そうと思ってます。DJとドラムだけとか、1個のドラムに対して違うドラムを考えたりすると面白いドラムが出来るんすよ。
Y:コーリンはBOREDOMSの「7X13BOA DRUM」でも叩いてて、皆が気持ちいいビートっていうのを凄い追求していて年齢と共にバリエーションが増えたなっていう印象はありますね。9曲目は今作の中でドラム含め一番作り込んだ曲。高揚感を表現したかった。
O:9曲目なんて名前でしたっけ?

■「REACTANCE」です。
Y:僕ら通称で曲名を覚えてて(笑)

■そうですよね(笑) インフォメーションによると仮タイトル「ハイスタ」っていう曲もあるみたいで...見つけられなかったんですけど(笑)
S:これは2曲目ですね。
O:そういう思い入れをもって曲を作って、全く違うエピソードの詞をのっけるっていうね。1個の曲に善くも悪くも色んな思いが詰まってるんですよ 笑

■歌詞に関しては前作よりも更に聴き手側が色々連想する書き方になってる印象なのですいかがでしょうか?
O:テーマはアメリカツアーでの話もたくさん入っているし、ちょっとした出来事に対して凄く焦点を当てて掘り下げて書いているものもあって...カレーの唄とか...
家からカレー屋に行って一口目を食って店を出るまでの唄で。
Y:これはお願いしましたね。カレーの唄がどうしてもやりたいって(笑)オサムにお願いしてリリックを書いてもらって。向さんのライナーにも書いてあるんだけど、本作でこれだけちょっと印象が違うね(笑)



■プロデューサーとしてKENJI RAZORS氏が参加してますが、今までと変わったところなどありますか?
O:唄とコーラスはデカかったですね。
Y:今回、プリプロを何回もしました。でケンジさんに送って客観的な意見をもらったり。
今までは自分達の主観で「俺等が○○だからいいでしょ」っていう趣向が強くて、でも今では、どうせなら「自分達含め、皆で楽しもう」っていうところもあったし。
レコーディングスタジオにも夜行バスで来てくれて「こういう感じのコーラスにしたらどう?」とか唄に関するアドバイスが多くあったね。
O:自分達だけだと、今までの感じで進んじゃってたと思うし。
自分達の発想がないところにケンジさんのアドバイスを貰って、見え方が違う分良い刺激になって良かったと思います。ボーカルを重ねたのも初めてで、目に見えてダブリングとか重ねって抵抗があったんですけど、聴く人がかっこ良くて広く聴こえればいいんじゃないの?っていう意見もあったり。そういう受け入れる部分は前作よりあったかもしれないですね。

■前作からよりキャッチーな部分が増えたようにも感じました。
O:「どうせ聞かない人もいるんだろうなぁ」っていう突っ張りが、前作の頃はあったんですよ。「究極、好きな人が聴いてりゃソレでいい」って。良くも悪くもキレてた(笑)
それじゃいつまでたっても広がらないし、聴く人見てる人、皆楽しければいいじゃんっていう意識の変化は4人ともこの8年間を経て絶対あったと思うんです。それが曲作りやレコーディングに反映したかもしれないし。

■今作のタイトル「ELEVATION DEPTH」っていうのはどういう意味で付けたのでしょうか?
O:バンド十数年やってるとか前作から何年とか、自分等の気持ちとして「やり込んできてる」って感じがあるんですよ。DEPTHって「深い、深み」っていう言葉なんですけど、自分等のやってきたことに対するの単語としてぴったりだなと。まず「DEPTH」って言葉を使いたかった。
でも深いって地下とか海底の暗いイメージがあるけど、逆の意味の単語を付けて矛盾の妙も含め「深いところに昇っていく」っていうイメージをタイトルとして付けたかった。

■今作のアルバムのツアーは行うんですか?また今後の新しい動きの予定はありますか?
S:ツアー周ります。大阪から始まってファイナルが来年2月7日新代田FEVERです。
Y:あとこのインタビューで初公開かな?今作の12inch LPをLOSTAGE五味兄が運営するTHROAT RECORDSからリリースされます!

RIP OFF - DEEPSLAUTER - Remixed by Felid
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【ELEVATION DEPTH TOUR】
■12/06 兵庫 神戸BLUE PORT
■12/07 大阪 梅田TOWER RECORDS NU茶屋町店
■12/13 東京 小岩Bush Bash
■12/27 山梨 甲府KAZOO HALL
■01/10 愛知 名古屋TIGHT ROPE
■01/11 香川 高松TOONICE
■01/18 京都 京都GATTACA
■01/24 埼玉 熊谷 HEAVENS ROCK
■02/07 東京 新代田FEVER -TOUR FINAL-
詳細はdeepslauter HPにて!

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3rd ALBUM  『ELEVATION DEPTH』
■収録曲
1. RIP OFF
2. since then
3. Extraordinary
4. Dehli (instrumental)
5. Bombay
6. 言質
7. The Best Shower in My Life
8. !!!!!!!!
9. REACTANCE
10. 加速度
11. F.U.N.K
12. FADE IN FUNK
13. ムカイノエゴ
14. I’m here
15. フィラデルフィア
SOULMINE MEGA MARTで音源を買う(ステッカー特典付)


2nd ALBUM  『SUPER RIZUMU』
1. FIX!!!
2. TIMEchanical
3. Evolvement
4. 斜め
5. Against the Tension
6. Stink of the Typist
7. サーチライト
8. This(dis)incline
9. シカクイ画面
10. 妄想と空想リメイク
11. Twist & Shout
12. CHAIN




1st ALBUM  『ROCK’EM ALL』
1. Don’t Forget To Enjoy Yourself
2. Foolish
3. 気力喪失
4. Shake Your Shape!
5. 俄かに先走る理想
6. Me & My Shadow
7. Rock ’Em All
8. Let’s Rock
9. Corroded World
10. Until You See
11. Impro
12. Future Killer
13. It’s In Order
14. Films And Tablets
15. Kasokudo

【LIVE!!】



【特集】メロディックプライド!LEXT デビューアルバム「poolside」インタビュー

メロディックプライド!LEXT デビューアルバム「poolside」インタビュー
巷の流行はどこを見渡しても「90's」。アートのアイデアが飽和した現代だからこそなのかもしれません。大いに結構なことですがその言葉が一人歩きをしているのも1つの側面ではないでしょうか。そんな中でLEXTによる純正パンクアルバム「poolside」が完成!! 一聴すれば90’s PUNKへの深い愛情を感じられる1枚ですが、それだけに留まらないサウンド、そしてバンドヒストリー&エピソード!! 今回はギター担当であるImada Gen a.k.a げんちゃんにインタビューを敢行いたしました。

INTERVIEWER:BONE$

■アルバム完成おめでとうございます。
GEN IMADA(以下:G): ありがとうございます!

■前回の音源っていつだったんでしょうか?
G:シングルが今年の4月くらいですね。

■相当ツメツメで準備したんじゃないですか?
G:ツメツメです(笑) ただ今回のアルバムは再録なんかもあるんですが、曲はこのアルバム用というよりは常に書いているほうなんです。そこから選りすぐって考えていった感じですね。

■ちなみに今回は相談役というポジションでBLACK BUCK / THUMBの岡田氏も参加されていますが、それは作曲の段階からも参加していたんですか?
G:岡田さんはレコーディングの少し前から一緒にリハスタに入っていました。岡田さんなりの意見とか、アドバイスとかをいただいていた感じですね。一緒に最後の詰めの作業をやった感じでした。

■岡田さんが入って「ここが違うなぁ~やっぱり」っていうポイントはありました?
G:全く経験値が違ったのを感じましたね。自分たちが考えうる範囲より外からの意見をもらえて、それが凄く良かったです。今回はレコーディングの日程もタイトでツアーをやりながら間を縫ってレコーディングしていた感じでした。

■レコーディングはCLEAVEの山中氏が運営するATTICで行ったんですよね?経緯は?
G:山中くんは僕らみたいなサウンドにも理解が深いし、今まで2回ATTICでレコーディングしているんで凄く自然な流れでATTICにしました。

■山中氏のほうからのアドバイスなんかもありましたか?
G:ボーカルの発音や、ギターの録音には非常に色々アドバイスをもらいました。ドラムの録り方も面白くて「FOUR YEAR STRONGのスタジオはこうやってんだ!」なんていいながら録ってました。



■リリースの後はツアーですよね?
G:そうですね。12~2月まで12本くらいのツアーです。

■今回の対バンはどんな感じなんですか?
G:まぁいままで通りのメンツもいますし、いままでやった事も無いバンドもいますね。先輩後輩関係なくいい!と思ったバンドをブッキングしています!

■ちなみに普段よくライブする箱っていうのは、初台のWALLや中野のMOON STEPって感じですか?
G:そうですね。今回はレコーディングにENSLAVEのヒカルくんなんかも参加してくれてますし。よくお世話になってます。

■THUMBとのライブなどもあったようですね?
G:そうなんですよ。もしかしたら最近1番一緒にライブしているバンドはTHUMBかもしれないですね。

■それも凄い話ですね(笑)
G:本当ですね(笑) 岡田さんが本当に良くしてくれてて、今回のレコーディングも力を貸してもらってます。自分はTHUMBのコピーバンドもやってたんで、夢のような話です。

■なるほど(笑) 少しLEXTの歴史についてもお聞きします。LEXTがスタートしたのはいつ頃だったんですか?
G:2004年の終わり頃に地元の広島で結成しました。当時は広島のライブハウスによく通っていたんです。地元の友人のバンドが解散して、その主要メンバーだった奴らと3ピースバンドを組んだのが始まりです。当時から自分の中には漠然と「東京でやりてーな」という思いがあったんで、2008年頃にメンバー全員で上京して活動を始めました。

■なるほど、現在のオリジナルメンバーはゲンちゃんだけですよね?
G:そうですね。まずドラムが抜けてしまって。その後、東北の地震の直前にツアーを回っていたんですけど。地震をきっかけにして当時のボーカルが脱退してしまって1人になりました。

■たった一人になったんですね。かなりハードな状況ですがその時はどういうことを感じました?
G:どうしよう…と途方にくれましたね。ただ1人でスタジオは入り続けてたんですが、何かあてがあった訳でもなかったんです。そんな中、ニシダが「一緒にスタジオはいるぞ!」って誘ってくれたんですよ。

■いい話ですね。それから他のメンバーを集めたんですか?
G:はい。ずっとギターはもう1本欲しいと思っていて、レフティーだしカッコいいなと思ってたミノリがはいった感じですね。その後ドラムもって感じです。メンバーはニシダが仲が良かったので彼が集めてくれた感じです。



■なるほど。では変わって作品の事について細かく聞いて行こうと思います。
今回のアルバムは「poolside」というタイトルですが、この意味は?
G:意味は2つあるんです。
1つ目の意味は、プールっていうのは凄く楽しくてオープンな場所のに、そこへの見えない壁を乗り越えられない感情。「お前らとは違うんだよ」という気持ちから来てるのかもしれないですね。でもそこに対して憧れもあって、矛盾した気持ちを象徴したのがこのタイトルでした。そしてもう1つは大好きなbloodthirsty butchersに「プールサイド」という曲名があって、それとかけさせてもらいました。

■作詞もゲンちゃんが担当ですが、どんなメッセージを込めましたか?
G:曲によって凄いバラエティに富んでます。ATARISやDASHBOARD CONFESSIONALみたいな恋愛の歌もあるし、ヘイト全開な歌詞もあります。ただ基本的には前向きなメッセージを心がけました。歌詞については凄く振れ幅もあるのでそれぞれのギャップも楽しんでほしいポイントです。

■ゲンちゃんが作詞をするとなるとニシダ君との相談もありますよね?
G:俺がまず曲と歌詞を書いてから、一回ニシダを通して、そこでまた見えたものをブラッシュアップしていくっていうのが主ですね。だから100%自分の思い通りになるわけじゃないんですが、それが逆に良かったりして。それが魅力になっていると思ってます。

■収録曲の中に苦戦した曲とかありましたか?
G:FREE YOUR HEARTっていう曲のストロークがちょっと難解で。レコーディングの時に手こずったっていうのはありますね。
曲作りの面だと、僕の癖なのですが…リリースしたあとに直したくなってしまうんですよ。今回はそうならないように1曲目のFEEL SO GOODを何回も作りなおしました。何回もバージョンが変わったんでメンバーも怒ってましたね(笑)

■どういう完成図を描いて何回も書き直ししたんですか?
G:単純にいい曲にしたいという想いですね。勢いを大事にしたかったんでそれを追求した感じでした。
自分の中で1曲目っていうのはハードルが高かったんです。今回は難解な曲というより、ひたすらど真ん中にこだわって曲をつくった感じです。

■「ど真ん中」とおっしゃいましたが、ゲンちゃんの思う「ど真ん中」とはなんだったんですか?
G:ロック感もあって、曲もいい、そして色んな音楽のニュアンスを含んでいて、でもちょっとふざけてるみたいな。俺の中ではそう言う感じです。

■ちなみにゲンちゃんのルーツの中で、外せないアルバムや作品はありますか?
G:最近はONLY CRIME聴いてますね(笑) ただ、ルーツとなるとやっぱり「SURVIVAL OF THE FATTEST」と「PUNK O RAMA 4」っすね~。

■厳格すぎますね!!(爆笑) 両方ユニオンで凄い安く買えちゃうやつじゃないですか!!
G:そうなんですよ(笑) たしかに安い値段なんだけど、そこに全部詰まってます。あれを中学の時にきいて喰らったんです。

■90’sのパンクと最新のPOP PUNKや、ブレイクダウンのあるようなメロディックバンドは音としては全く違うと思うんですが、そういうモダンなものにたいしてはどう思ってますか?
G:個人的には全然チェックはしてます。最近だとKNOCKLE PUCKとかね。
FOUR YEAR STRONGやNEW FOUND GROLYなんかも実際にライブをみたこともあります。でも一緒に出てるA Wilhelm Screamのほうがぐっときました(笑)
僕は元々シンプルな音楽が好きなんです。だからモダンなことをしているんだけど、展開がシンプルだったりするものには惹かれます。
新しい音楽に対してアンテナは張ってますし、オープンに消化もしてるつもりなんですが、そこはあまり見えていない部分かもしれないです。正直「90’s」っていう風にカテゴリされるのは好きじゃないんです。いつも「今2014年だぜ?」って思ってしまう。ルーツはもちろんそこにあるんですが、もっと色んな物を吸収してきたと思ってます。


■なるほど。今回の収録曲にモダンなエッセンスを入れ込んだという自負はありますか?
G:新しくありたいとは常に思っています。もともとシンガーソングライターのアーティストが好きだったりするのものあるのかな。ただ最新の斬新なものっていうは、ほんの数週間でまたさらに斬新なものが現れたりしちゃう物だと思うんです。そういう軽薄な流行をおうのではなく、人の心をがっつりつかめるような物っていうのを目指してます。料理でいったら、凝った物じゃなくて、毎日食べられる白米的な感じですかね(笑)

■芯のあるものを目指しているってことですね。ちなみに今少し触れていましたがパンク以外ではどういう音楽が好きなんですか?
G:正直ここ1~2年より前は少しパンク離れしてた時期でした。大きく影響を受けたのはBEACH BOYSとかJackson Browne、THE RAPTURE、Common、Oasisとかですね。

■なるほど、最後にルーツを大事にしながら新しい事にも挑戦した今作ですが、これを手に取るリスナーの方に何かメッセージをください。
G:皆アイドルなんか聞いてる場合じゃないぞ!っていうのと(笑) あ、こういうのまずいかな~。

■大丈夫!! PUNXなんだから(笑) 
G:はい…えっと、CD買ってくれたら嬉しいです。

■うわ!最後で置きにいってる(笑) では、ライブに明日を運んでくれる人にも一言。
G:シンガロング!!盛大にお願いします!!
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【LEXT poolside TOUR】
■12.04(木) 東京 下北沢SHELTER【ツアー初日!!】
open/start 18:30/19:00
adv/door 2300/2800
w/BLACK BUCK
CLEAVE
Qomolangma Tomato

■12.06(土) 埼玉 北浦和KYARA
■12.20(土) 群馬 高崎SUNBURST
■01.11(日) 栃木 宇都宮HEAVEN’SROCK
■01.12(月) 千葉 千葉K’s DREAM
■01.17(土) 山梨 甲府KAZOO HALL
■02.01(日) 神奈川 横浜B.B.STREET
■02.07(土) 福岡 小倉FUSE
■02.08(日) 福岡 福岡Queblick
■02.13(金) 大阪 心斎橋pangea
■02.14(土) 愛知 名古屋RAD
■02.19(木) 東京 新代田FEVER -FINAL-

■アルバムメイキング映像vol.1

■アルバムメイキング映像vol.2

■メディア情報
HMVオンラインインタビュー
FOLLOW-UP vol.140 インタビュー掲載

Ollie 2014年12月号「BEAT!BEAT!BEAT!」掲載
Indies Issue vol.71 ディスクレビュー掲載
AMラジオ日本「ROCK RUSH RADIO」出演
FM YOKOHAMA「LIVE SOUND」紹介


■DISCOGRAPHY

LEXT  1st full album 『poolside』
IHSR-052  2000yen(without tax)
■収録曲
01.Feel So Good
02.Time For Us To Leave
03.Stay With Me
04.Free Your Heart
05.Sunrise Song
06.Before Sunset
07.Only Moon Light Knows
08.The Darkness Is Coverning My Shadows 
09.Can We Go
10.Not A Movie


LEXT  4th Single 『Not A Movie』
BPR-004  300yen(without tax)
■収録曲
1. Not A Movie


LEXT  3rd Single 『TO THE OCEAN』
BPR-003  500yen(without tax)
■収録曲
1.CAN WE GO
2.TIME FOR US TO LEAVE
SOULMINE MEGA MARTで音源を買う


LEXT  2nd Single 『Kiss My Asshole』
BPR-002  500yen(without tax)
■収録曲
1.Kiss My Asshole
2.Feel So Good
3.Stay With Me
SOULMINE MEGA MARTで音源を買う



LEXT  1st Single 『SHADOWS』
BPR-001  500yen(without tax)
■収録曲
1.The Darkness Is Covering My Shadows
2.Free Your Heart Never Stop
3.Leave From This Town
4.She Doesn’t Know

【特集】NORTH ISLAND PUNK SKANKIN' ATTACKER!! 「FREE KICK」インタビュー

結成14年を経てNORTH ISLAND PUNK SKANKIN' ATTACKER!! FREE KICKが遂にデビューアルバム「The End Is Near」をリリースした!!
新旧入り乱れた高水準なバランスを保った正に彼らのデビューアルバムに相応しい仕上りだ。スカパンクファンなら既にそのアルバムにやられた方も多いことだろう。
決してバンド活動をする上で利便性に優れているとはいえない北海道・苫小牧から全国に向けて強烈に発信を続ける彼ら。リリースまでのこれまでの経緯、アルバムや音楽性などについてギターボーカルであるHIDEKIに話を聞いた。
INTERVIEWER:OSAWA17

■遂にアルバム発売おめでとうございます!本当に待ちました!
昨年2013年のシングル「Dawn Of The Future」から怒濤の動きを見せてきました
が、昨年からこういった動き出しが出来たきっかけはあったのでしょうか?
またそれまでの活動など差し支えなければ教えて下さい!

HIDEKI:大澤くん!うっす!よろしくっす!(笑)とりあえず、新しいラッチャイ(Ratchild)の音源なまら良かった!アレはサイコー過ぎ!(笑)つーわけで、こりゃー濃い話しが出来そうだね(笑)
まず、FREE KICKの流れとしては2000年に結成で地下活動をしまくってきたから「いい加減オレ達もCD出してぇ!」とフツフツ思ってたワケですよ(笑)
世の中のバンドにイライラしてきてる最中で(笑)
ほんでレーベル(1138)にも音信不通にしてたんだけど、一回連絡をしてみたら、「じゃ、出そうかっ」てなって後は作戦通りって感じです!(笑)

■結成から14年目にしてシングル含め一気に3枚流通作品をリリースした訳ですが、今までのバンドの環境から変化はありましたか?
またリリースに向けて苦労した事、初めて体験した出来事などなどエピソードがあれば教えて下さい!

HIDEKI:変化と言えば、今までFREE KICKの事を知らなかった人がライブに来てくれるようになったし、単純にCDを出してから色々なバンドに声をかけられるようになったね!
ツアーも誘われるようになったし「今更遅えよ!」って感じだけどありがたいね(笑)
苦労は最近はないね!(笑)長年、遠回りしてきたからもう充分かな!(笑)
初めての体験と言えば「サイン下さい!」と言われた時の反応には今だに困るし照れるね!(ウブ)

■今作タイトル「The End Is Near」はどういった思いで付けたのでしょうか?
前作2枚のシングルのタイトルから徐々に「なにか」が近づいてきているように感じました 笑

HIDEKI:わあ!それ!嬉しい!(泣)
そーやって誰かが勝手に勘ぐってくれたらサイコーだなって感じで(笑)
コッチとしては、マンマと大澤君は思惑通りです(笑)「気付く」か「気付かない」かはギリギリのラインで!(笑)
気付く人はやっぱりアンテナを張ってる人です(笑)素晴らしい!
今回のタイトルはそのまんま「ジ・エンドイズニア」て意味で。
もう、2ndのEPのタイトルを決めている時からこのタイトルは考えてたし、上手く1stEPと2ndEPと、このアルバムが繋がるようにしたかったんだよね!
「このシーンはもう終わる」て意味で付けたんだよ!
むしろ「終わらせたい」って思ってるし(笑)タイトルを発表した時に周りのバンド友達から「誰か辞めるの?」とか「解散するのとか?」言われて(笑)コッチとしてはオレ達の居ない所で皆が、オレ達の事を勘ぐってくれてサイコーだよ!(笑)
今回も良いタイトルを付けたと思ってるよ(笑)



■やはり!いいタイトルだなと思いました。先の質問でも言っていた、「世の中のバンドにイライラしていた」、「このシーンを終わらせたい」っていうイライラしていた具体的な部分や今後Free kickが描いていきたいシーンなど話せる(書ける)範囲で結構なので(笑)聞かせて下さい!

HIDEKI:攻めるね~!!!(笑)Mr.大澤(笑)まあ、「売れてる音楽」が全てではないし、「東名阪」が全てではないと思ってるし、「音楽雑誌」に載ってるバンドが偉いワケでもなんでもないし、田舎でも北海道でも九州でも今ならどこに居ても発信出来るわけだし、発信していきたいし、そーゆー感じかな!
シーンねぇ、、、(苦笑)オレ達は北海道だから周りのシーンはわからないし、むしろ関係ないけど、「ウソ臭くてツマラナイ物」にはしたくないなぁとは思ってるよ。
予定調和は嫌だから。だからこそ友達のバンド皆で上がっていきたいよね。
俗に言う「売れてる人達」よりオレ達の友達の方がカッコ良いと思うし、「カッコ良い=売れる」では無いんだなぁとも感じたし、誰かが一人勝ちした所で「シーン」なんて作れないと思うからお互いフックアップしていけるような関係で居たいとは思うし皆で一緒に楽しみたいよね!どーせ死ぬんだから(ポジな意)

 ■マスタリングではアナログテープを通しての作業を行った様ですが、今作その他の部分で「アナログ」に拘ったとところはありますか?

HIDEKI:アナログテープに拘ってるのは今回だけではなく、オレ達の全四作品全てがそうだし、今回は更にジャケットも手作りだね!コンパネ切って塗って取って付けてみたいな夏休みの工作を作ってるみたいだったね!(笑)
音に関しては「モノラル」で音を出してそこから一気に「ステレオ」でドカーンって感じで色々実験的にやってみたらサイコーな仕上がりだったよ!(笑)

■アナログへの愛がビンビン感じますね!以前 COCONUTS PINEとのPOTSHOTトリビュートスプリットも7インチでリリースしてましたが、今作アナログの予定は!?また今後アナログリリースの予定は!?

HIDEKI:アナログでは出したいよね!やっぱり!
好きなバンドがそうやっていたからオレ達もそーゆーのはやりたいし、ジャケが少し違ったり中ジャケが違ったり収録曲も少し変えたり。ヤリテーーー!!!
ありがたい事にレーベル(1138)はそーゆーのを理解してくれてるから今後もアナログは出すだろうね?正確に言うと「出させて頂く」だね!(笑)
今のコなんて家でアナログを聴くプレイヤーなんて持ってないんだろうし、ましてや持ってるとしてもどーせ「サブカル」がイケてると勘違いしてるネットオタクのコミュ症の奴なんじゃないかな?(笑)



■今作新旧共にバランスよく収録されてますが、特に8曲目Better Than Yesterdayは今までのナンバーとはかなり違ったアプローチかと思いました!

HIDEKI:大澤くん!ちょっと、褒めすぎ!(笑)詳し過ぎ!(笑)つーか聴き過ぎ!(猛照)
あの曲に関しては「シングル」だったら「ナシ」だけど「アルバ ム」だったら「アリ」みたいな感じで、アルバム全曲ウルサイよりも真ん中で「休憩」出来たらなぁって思ってて、基本は「LIVEでヤりたい曲」を 作るんだけど、アレはスンナリ出来たかな?
オレ達みたいなバンドが、あーゆーのやったら余計染みるって言うか、「FRUITY」とかの「NOT TREND」とか「トロゴリ」の「DRIPPY」とかウルサイやかましいバンドのアルバムに入ってる極上の泣メロ的な?(笑)
自分の中でも相当気 に入ってるし、夕暮れの時に聴いたらマジ涙腺崩壊だね。歌詞もまた泣けるんだよなぁ(笑)

 ■あの曲はアルバムでもかなり良い 位置にいるなと思いました(笑) 今作新曲と思われる曲はメロディーがとても良いなぁと感じました。
速さだけじゃなくてグルーヴィーな部分も出ていてアコースティックVer.なんかでも聴いてみたい感じというか!曲を作っていく上で以前より変わった部分など何かありますか?

HIDEKI:ちょっと!!!嬉しいんですけど!!!(猛照)
アコースティックとかでやってもアリな曲はあるかもね!
新曲に関しては今年に入ってから作った曲ばかりなんだけど、メロディは良いと思うね。グッと来るポイントをおさえてると言うか(笑)わかってると言うか(笑)
まぁ、自画自賛ですわ(笑)心境としては、昔よりはシンプルにドカーン!て感じが好きなのかもね!
速くて明るくて元気で激しくて、でも、踊れてチョイ涙腺を刺激するって言うバランスは崩さないけど、わかりやすいモノがやっぱり好きだよね!
後は、二回歌うと普通だし飽きるから一番で終わらせてもいいように曲は作ってるよ。メロディや展開に迷ったら保留で次の曲に移ってまた作るみたいな流れで。
ネタだけはひたすら増やしてるね。もう既に次のアルバム出せる分はネタがあるし、曲作るスピードは相当上がったと思うよ。ギヒヒ!(笑)

■基盤はSKAPUNKですが今作にも多種ジャンルからのアプローチ、仕掛け、オマー
ジュを感じました!PUNK以外からだとどういった音楽から影響を受けていますか?

HIDEKI:今のメンバーは好きな物がバラバラでソコがいいのかもね!(笑)
PUNK以外だったら何だろう?ベタベタなHIP HOPは好きだし、年的にも「AiR JAM」や「さんぴんCAMP」の「世代」だしね!フザケテる感じの音楽は参考にしてるかも!音で遊んでる感じの。なんでも聴くけど、やっぱり楽しい音楽が好きかな!
わかりやすくて明るい音楽。メロディが良いもの。ノレる音楽。ソコが一番かもね。「ノレる」か「ノレない」かって凄く大事で、ファーストインプレッションは、なまら大事にしてる!マイナーコードの暗い音楽は聴かない(笑)

■苫小牧でバンドを続けてきたことの良さと難しさを教えて下さい!
HIDEKI:コレはユウキお兄ちゃん担当だね!
YUUKI:何も無かった、先輩もいなかったし、頼れる人なんていなかった。 だからこそ自分達でやるしかなかった!それがDIYに繋がり今の僕達が居るんだと思います! 「無ければ作る」 それが拘りになり 「新しい物」 を作れるんだと思います!田舎の良さをバンドに引き当てる!そーゆーバンドでいたい! by ユウキお兄ちゃん

■Free kickのスタンスとして音やグッズ、シーンなども「1から自分達で作る」って気持ちがビンビン伝わってきました。
今後の活動予定としては次は何か作っていく予定はあるのでしょうか?(野望)

HIDEKI:とりあえず海外ツアーに行きたいね(笑)夢だね!(笑)
アメリカやヨーロッパでLIVEしたいなぁ。憧れだから!
もちろん、次の作品も視野に入れてるし、曲も作ってるよ!
来年もリリースすると思うよ(笑)面白い形で!(笑)
まさに「やめられない~止まらない~」です!(笑)
あとは、全国各地に遊びに行きたいし、もっと活動してガンガンに攻めたいね!ライフイズベリーショートですので(笑)
好きなバンドを集めてオレ達の地元に皆を呼んでイベントとかもしたいし、どーせやるならデカい事もしたい。周りを巻き込むような感じで。
力を貸してくれる友達も増えたから嬉しいし、色々やっていきたいなぁと思ってるよ!バンドのレベルを上げるのはもちろんだけど、FREE KICKを通して、一人の人としても成長出来ればいいなぁと考えているよ!
FREE KICKはホント皆に支えられてるからありがたいね。今が凄く楽しいよ!
これからツアーが始まるしワクワクしてるよ!

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-「THE END IS NEAR」 JAPAN TOUR 2014-
11/30 (日) 札幌 ペニーレーン24
12/06 (土) 郡山 CLUB#9
12/07 (日) 秋田 Club SWINDLE
12/09 (火) 群馬 SUNBURST
12/10 (水) 宇都宮 HELLO DOLLY
12/12 (金) 京都 SOCRATES
12/13 (土) 高松 RIZIN'
12/14 (日) 岡山 CRAZY MAMA 2nd ROOM
12/16 (火) 沼津 Quars
12/19 (金) 心斎橋 BRONZE
12/20 (土) 名古屋 CLUB ZION
12/21 (日) 下北沢 SHELTER ONE MAN!!!!!!!!!!!!!!
各公演の詳細はこちら
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■DISCOGRAPHY
1st Album "The End Is Near" [2014]
 
01. Everything’s Gonna Be Fine
02. How Do You Fuck That Up?
03. Rhythm Box
04. Everybody Wants
05. Vans Soul
06. Come Out To Play
07. Break Me Out
08. Better Than Yesterday
09. My Bitch [Pinball Mania Cover]
10. I Hate The World
11. Tunnel Rat
12. Sick Boy
13. I Don't Wanna Work
14. The End Of Life



2nd EP "The Future Is Unknown" [2013]
01. I've Taken Leave Off My Past
02. No Matter What I Try To Live
03. My Favorite
04. How Many Walls Break In Life
05. Fed Up *
06. Fuck For You *
07. Joy *
08. Fruity *
* Taken From Remastered Demo “SKA PUNK IS NOT DEAD!” 





 1st EP "Dawn Of The Future" [2013]
01. Crack Fuck Steady
02. Understand
03. Pu Pu Ppi Do!
04. Intro *
05. Stupid *
06. Feel *
07. Just Do It *
* Taken from Remastered 1st Demo “PUNK IS NOT DEAD!”


【特集】NO「全てが遅れてる」リリースインタビュー

■NO「全てが遅れてる」リリースインタビュー

初期REPLACEMENTSのヤサグレ感とNOMEANSNOのストレンジ具合を併せ持つ唯一無二のサウンドに強烈な日本詞を吐き捨てるサウンドにパンク/ハードコアファンから注目を集める秋田出身東京在住ロッキンハードコアトリオ!
初アナログ7インチをリリースした彼らに話を聞いた。
Interview:堀定 刈雄
Photo:佐古 達則(JOHN DOE)


※ページ最後にNOの2007年リリースのデモカセット音源「FIRST DEMO TRACKS」をアップ!

■この度は待望の7inchシングルのリリースおめでとうございます。BLACK HOLEからリリースする事になった経緯などあれば教えて下さい。

タゲス(Ba.Vo):2年前の秋位にBLACK HOLEのオーナー小坂くんがヨーロッパのバンドを呼んでツアーをしていて、NOが一緒にやらせてもらえる機会があり、そのツアーバンドがヨーロッパに呼んでくれるって話がありました。
それで、ヨーロッパでツアーするには物販でCDだと売れないから7inchを作ろうと。
結局ツアーの話は頓挫しちゃったのだけど折角だからBLACK HOLEから出しちゃおうという流れです。

BLACK HOLE HP:http://blackholekuroiana.blogspot.jp/

■自主で音源作りたいという話もあったと聞きましたが、今回はジャケットをバンド側で手刷りで作成したとの事ですが大変でしたか?

タゲス:自主で出したいというのは考えた事があるけど、いかんせん皆だらしがないので周りのフォローが必要なバンドだと思います。今後やってみたいけど。
できる範囲の事は自分達でやろうという試みが今回のジャケットです。
軽く考えていたのですが実際やってみると凄く大変でした。まだ少し残ってるし...。

■タイトル通り、全てが遅れてる状態になったと(笑)
ジャケットの手刷りにかなり時間が掛かったそうですね。
ダウンロードコードを付けたのはレーベル側の意向ですか?

タゲス:ジャケットもだけど、ミックスにすげー時間かかっちゃって...。
DLコードはバンド側の意向です。
レコードで聴くのと、データで聴くのでだいぶ音質に違いが出てしまった為です。

シゲル(Gt.Cho):あと今回ジャケットをデザインしてくれたsoleardosはシルクスクリーンを本業でやっているので上手くいかない時はアドバイスを貰ったり。
で、また作ったりと試行錯誤しつつやりました。と言うか、まだやっているのだけど。
友達も手伝いに来てくれたりと周りの協力は大きいです。

soleardos HP:http://thesoleardos.jimdo.com/

ユウジ(Dr.Cho):「東京バビロン」の時はレコーディングスタジオでの録音(大阪のLM STUDIO)だったけど、初の7インチだし色々試したかったのもあって、友人(水巻ex-BLACK AND WHITE)に録ってもらいました。録り直したり重ねたり色々やった。結果、全てが遅れちゃって(笑)


■今までの音源と比べるとミックスがかなり変わったという印象を受けました。狙いと言うか影響を受けたバンドがあるのですか?

タゲス:個人的には聴く音楽が変わってきています。今まではタイトでシンプルな音作りでしたが、長年3人で合わせてきて大分バンド的に慣れてきたのでCUTTERS(NOの前身バンド)の様にアプローチを広げられるかなと思って。
今回、ノイズギターを入れてみたり、リバーブを深くかけてみたりNO的にはチャレンジしてみました。具体的に影響受けたバンドって言えないんですけど。
最近は周りに凄くかっこいいバンドが多いし、海外の現行のバンドとかも面白いのばっかなのでその辺から影響凄く受けています。
影響受けるのは結果的に良くも悪くもだけど。

ユウジ(Dr.Cho):周りで影響受けたバンドって特別いないけど、音も含め、それ以外でも新しい事考えて行動してるバンドはかっこいいなって思う。
あと個人的には※掛け持ちしてるバンドの影響は大きいかな。(※WATER CLOSET)

■好きなバンドは?最近何のレコード聴いてる?(CDでも)

ユウジ:Cro-magnon
インストなんだけどMVも面白い。人で演ることを追求してるバンド。

シゲル:レコードを買いに行く頻度がだいぶ減りました。
タケシのレコードが居間にたくさん転がっててそれを借りて聴いたり。
ここ1年くらいだとDeerhoof、NO AGEを一番聴いてます。
あとは昔聴いてたMiles DavisとNeil Young。
今聴くとまた全然違う聴き方が出来て面白い。

タゲス:最近のお気に入りはTHE EXの「Enormous Door」っていうアルバムです。(The Ex & Brass Unbound名義)
近年は有名だけど聴いてなかったポストパンクバンドを聴いています。
P.I.L、SLITS、GANG OF FOUR、RAIN COATSとか。
あと、今更RAMONESにハマりました(笑)

■RAMONESと言えばM&Wからリリースされたファンジン付きのRAMONESトリビュートCD「★HOMMAGE TO RAMONES★」にNOが参加されてましたね!
かなり原曲を無視した面白いアレンジで楽しめました。
GROANING GROOVEのヴォーカルの大野さんをGG RAMONEとしてゲストヴォーカルに迎え入れてましたがどういった経緯ですか?

ユウジ:M&Wとは「東京バビロン」のジャケットを描いてもらってから色々と話をする機会が増えて、ある日RAMONESトリビュートを考えてるんだけどやってみないかって。
正直、誘ってもらった時はNOの3人ともそこまでRAMONESの曲を知らなくてね(笑)
大野さんとのやり取りはタケシかな?

タゲス:RAMONESは「RAMONES MANIA」(BEST盤)しか聴いてない程度でそんな思い入れがないままOKしちゃいました。
で、何の曲やろうか困った訳です。
そんな中、GROANING GROOVEの大野さんはRAMONES全曲歌えるってのを思い出して連絡して、ヴォーカルをやって下さいとお願いしました。
曲も大野さんにピックアップしてもらい、「ENDLESS VACATION」をやることにしました。
歌詞も日本語で考えてもらってます。何言ってるか全然わからないけど(笑)
大野さんのヴォーカルに合わせてアレンジも自然とあんな感じになったわけです。
今年「THE END OF THE CENTURY」(RAMONESのドキュメンタリー映画)を観てからRAMONES好きになったんですけど、今考えるとラモーンズ好きでもないのにOKしちゃった自分らが恥ずかしいです。
でも、大野さんと一緒に面白いことが出来たのは良い経験になりました。

シゲル:「THE END OF THE CENTURY」はタケシがRINTO-SSの英介さんから借りて、観終わった後すげー興奮しながら俺に観ろ!って又貸ししてくれて(笑)。
俺も「RAMONES MANIA」だけ十代の頃に聴いてたんだけど特に思い入れなかった。
今更聴いてるとか関係なく、むしろ今の環境に色々とマッチする部分があったりで。
バンドの、パンクの在り方自体を考えさせられたり。
なんにせよGGラモーンのヴォーカルはめちゃくちゃで最高です。

RAMONES TRIBUTE:http://blackholekuroiana.blogspot.jp/2013/01/hommage-to-ramones.html

■メンバー全員で一軒家を借りて生活しているとの事ですが、CRASSの影響?
THERE IS A LIGHT THAT NEVER GOES OUTの影響?実際共同生活してみてどうでしたか?

タゲス:上記バンドが共同生活してたという話は聞いたことがあるから影響を受けていたのかもしれません。でも、特に意識してたわけでもなく。
たまたま皆、当時住んでいる家を離れなきゃいけない状況だったのでノリで一緒に住んでしまおうと。
一軒家を借りていたので、自分達の企画に出てもらったツアーバンドを泊められたり、打ち上げ会場代わりにできたり有効に使えました。
共同生活っていっても各居室があるからプライベートはそれなりに守られていたし、快適だったと個人的には思いました。
ただバンドのライブが増えて互いの距離が凄く近くなったからメンバー仲に亀裂が入ったりもしました。今は結構仲良しだと思います。

■NOハウスはもう無くなったんですか?メンバー3人一緒に住んでみてバンドとして変化はありましたか?

タゲス:NOハウスはもうありません。今でもシェアハウスはしてるけど。
バンドメンバーと暮らして、変化があったかと言ったらよくわからない(笑)
でも、経験して良かったと思うし、単純に年取っただけかもしれないけれど、少しは人間的に成長出来たかなとは思います。

シゲル:NOの3人で暮らしてた時は確かに不安定な時期もありました。
元々良くも悪くも適当でマイペースにやってきたバンドでそれに限界がきたとゆうか。
歳を重ねて限られた時間の中で音や活動を突き詰めてくってなったら、やっぱり個々の意識も良い方向に変化していかなければならない。
そういう意味でその不安定な時期は完全に3人のバランスが崩れてました。
タケシの考え、やりたい事に俺とユウジは追い付けてなかったし、タケシはタケシで焦りがあったのかな。
けど、そこからまたこの3人でやれる事、まだ出来ちゃいないけど見えてきてるし、面白くなりそうです。
あと長年やってるのにケンカも言い合いもろくにした事がない。
仲が良いのか悪いのかと聞かれたらどちらでもないし変なバランスのバンドだと思います。

■NOの単独企画としては“精神解放区”、BROWN TROUTとの共同企画の“KIDS DON'T FOLLOW”とマイペースに企画続けてらっしゃいますが、企画する時に毎回何かしらの意図があったりしますか?

シゲル:今年は2ヶ月に一回ペースで企画を打っていこうって話しを昨年していました。
俺以外は他にもバンドやってるし、それ以上にプライベート、仕事もあるからライブも月2回に制限してやっていこーって話してて。結局そこはマイペースなままです。
でも今思えば、昨年からの俺らの状況も含め無理してやっても企画が成立しなかったと思う。
俺個人の意図としては音は違えど同じ感覚を持ち合わせてる様な人達とやって、更にそれを観て来てくれる人が繋がっていければもっとおもしろくなる。
なればいいなと。
すげー安易な考えで、それに対する実行力も欠けてるので次回以降のやり方は色々意見出し合って作っていきたいす。

■曖昧な質問ですが、自分たちのシーンって言うのを意識したりしますか?
また、ジャンルの壁を感じたりする事はありますか?

シゲル:元々CUTTERSの頃はGROANING GROOVE、MAD MANIAX、RINTO-SSとよく一緒にやってたんだけど。
それはキッカケにすぎず、元々そんなシーンとかジャンル云々は意識してなくてたまたまかっこいい人達とやる機会があり、一緒に企画したりでオモシロイことやってたと思います。
その反面NOになってからは少し考え方が変わって、CUTTERSの頃によく一緒にやってた人達にはだいぶ助けられた部分もあった。
一旦距離を置いて、自立じゃないけど自分らの色でやっていこうと。
NOは皆根本にはパンク・ハードコアはあるけど、他の音の趣味嗜好も違うし。
そーゆうところで俺ららしさを突き詰めていこーってのはあったと感じます。
けど、以前一緒にやってたバンドと最近また数年振りにやる機会が増えてまためちゃくちゃかっこ良くなってて。嬉しいし、気付かされる事があったり。
音のジャンルより感覚が近い人達が好きです。

タゲス:意識しています。だからって何も実行してることはないです。
ジャンルの壁はよく感じます。
バンドだけじゃなく、お客さんもジャンルによって別人種みたいに感じる。
悪い意味じゃなくて。他の人達を見習わなければならない。

■作曲、作詞は誰が担当してますか?
また、答えられる範囲で結構ですのでどんな風に曲を形にしていくのか、歌詞に関してテーマなどあれば教えて下さい。

タゲス:曲は自分がお題みたいなのを持ってきて、スタジオで作っていく事が多いです。
シゲルがたまにいいフレーズを弾く時があって、それを拾って作っていくこともあります。
歌詞は自分がほとんど書いてます。テーマは曲ごとにある。
はっきりしてる曲もあれば、ぼんやりした曲もある。
出来不出来も結構ある(笑)
自殺、死刑をテーマにした歌詞は良くできたと思う。
洗脳をテーマにした曲も良かった。
凄くネガティヴ(笑)

■死刑をテーマにした歌詞というのはKITASHINJUKU HARDCORE V.A. Ⅱの「しかく」ですね?7inch「全てが遅れてる」のタイトル曲の歌詞はどういう内容?
ポンプで押し出す未来に一秒後世界が溶け出すって一節は覚醒剤を想起させて個人的にグッときました!!
CONFLICTのカヴァー「Custom rock」は日本語詩を付けて歌ってますが歌詞を載せなかった理由はありますか?

タゲス:「全てが遅れてる」の歌詞は大体そういうことです。
退廃的な文化を憐れんだ曲です。
CONFLICTのカバーは元々この7インチは3曲入りだったんだけど、なんか寂しいなと思って後からノリで入れたのです。
ボーナストラック的な感覚で捉えて頂けたらと思います。



Conflict - Custom Rock (1986)


カスタムロック-NO


■歌詞が抽象的と言うかボヤかした感じのものが多いと感じるのですが、歌詞を書く上で普段読んでる本や詩の影響も出ますか?
差し支えなければ好きな作家や詩人を教えて下さい。

タゲス:あまり本は読まないです。本は一応カバンに常に入れてるんだけど、入ってるだけ(笑)
中原中也とランボーの詩集は読んだことがある。
詩のインスピレーションは好きな曲の歌詞とか普段友達と話してる事から影響を受けていると思います。

■ドラムのユウジは他にWATER CLOSET、ベースのタゲスはTHE DEATHとWAG PLATYでギターと2人ともバンドを掛け持ちしてますが、ギターのシゲル君は他にバンドやってみたいとかいう欲求が出て来たりします?

シゲル:2人が掛け持ちしてるのは良い事だと思います。
他の人達と触れてこーゆうアプローチもあるのねって具合で、後々NOに返ってきてる部分もあると思うし。
ユウジがWATER CLOSETに本格的に入ったのは、何故か本人ではなくギターのエツさんから聞かされたけど(笑)
俺としては一時期ライブたくさん誘われててガンガンやりたいなとゆうのと同時にプライベートでの娘と遊ぶ時間も欲しいのでスケジュール的にも今は丁度良いです。
あと友達と遊びでスタジオ入るくらいで、もう一つバンドを始めたいとまでは思ってないです。
でも、各メンバーが1人でも音楽がやれる様になればもっとおもしろくなると思うのでその辺は今後の課題です。

■2012年の2月に1stミニアルバム「東京バビロン」をリリースしてからツアーする機会が増えたと思いますが特に印象に残ってる県やライブハウス、その他トラブルや思い出はありますか?

タゲス:2012年の6月に京都でやった時が凄く楽しかったなって印象に残ってます。
ライブもとても良かったと周りに言われました。
HOLLYWOOD MASSAGE VIBRATIONの企画「百万$のキッス」だったね。
あとは2012年の2月にPASSING TRUTH DRIVEと切腹PISTOLSと一緒に秋田へ行った時。
すげー雪降ってて、凄く厳しい天気だったんだけど皆凄くテンション上がってて最高だった!
ライブハウスだと丹波にあるラッソンって所が印象に残ってます。
のどかな田舎の町にポツンと廃工場を改造したライブハウスがあって、外装がかっこよかった。

シゲル:タケシとちょいと被るけど2011年の10月頃に仙台のPASSING TRUTH DRIVE企画に切腹ピストルズと一緒にお呼ばれして、翌日に原発20キロ圏ギリギリのところで切腹ピストルズが復興祈願として演奏したんだけど。
村に人はいないし、たまに通る車もパトカーと防護服着た作業員の車でほんと異様な、非現実な光景だった。それを含めてとても印象に残ってる。

ユウジ:おれも2人と同じかな~。あと、個人的には石巻に行ったライブかな。
3.11の震災があって二ヶ月経ったぐらいに物資持って一度行ってて、それから2年で凄い変わってた。感動したね。
テレビとか新聞とかで見ててもわからないね。直接触れなきゃ。
最近行った久慈も感動した。
ライブの良し悪しも重要だけど、それ以外のとこでの出会いだったり経験だったりも、バンドやってて良かったなって思える事の一つです。

■3.11の震災と原発事故で価値観や考え方が変わったりそれがバンドに反映されたりしましたか?

タゲス:凄くショックだったし物事を見る角度は結構変わった。
歌詞でも関係あることが出てくるようになった。
でも、シゲルの言ってる通り広い視野で物事を見て活動していきたいですね。

■実際にツアーに行くようになってから企画に呼ぶバンドであったり企画の趣旨なども今までと違ってきた?

タゲス:色々考えたけど結局変わってないです。
ただ、企画をしてツアーバンドを呼ぶときはしっかりとケアする、最低限交通費はしっかりと支払えるようにするっていうのは大事だと身に沁みて感じました。

■NOの結成は2007年で今年でもう8年目を迎えるとの事ですが、メンバーも皆三十路を超えてバンド結成時と比べて心境の変化とかありますか?

タゲス:自分は大分変化しています。良くも悪くも。
結成当時はずっと続けることが正しいと思ってたけど今はそうは思わない。
ジャンルの壁を越えた活動をしようと思ったけど、そんな事を変に意識してたかなとも思う。今NOでやってる事は正直俺は好きじゃない。
もっと徹底的にかっこいい事を追求したい。

シゲル:俺も心境の変化としてはかなりあります。
勿論周りの環境がだいぶ変わった事によるのもあるけど、やっぱり3.11以降から物事に対する考え方とか変わったと思う。何事も広い視野で捉えていきたいす。

■常にバンド活動に関しては理想みたいなものがあるの?

タゲス:ないです。ただ、かっこいいと思う曲を作ってライブでみんなをギャフンと言わせて、ヘへッてなりたい。

シゲル:俺も理想はないす。あったとしてもコロコロ変わるし妄想して終わりです。

■今回のインタビューはLOVE OVER VOLTAGEレーベル特集の一環と言う事で、最後にジン・ウィンダムとの思い出深いエピソードや本気で腹が立った事や文句・誹謗中傷の類があれば申し出て下さい。

タゲス:出会ってからジンさんに腹を立てた事など一度もありません。
大草原の様な広い心を持った懐深いビッグダディですよ。
早く結婚して幸せになることを日々願っています。

シゲル:自分もジンさんには早く幸せを掴んで欲しいと切に願っています。
余りにも不憫で…。
ボロボロなウィンダムを見るのが辛いです。。
ちんぽちんぽ言ってないで攻めです!
行動あるのみです!ジム・モリソンもそう言ってました。
昔の様に勃起力のあった頃、活気のあるウィンダムを取り戻せば絶対に上手くいく、そう願ってます。

ユウジ:出会った時は真面目そうな人だなって思ったけど、話すようになってからはエロの話しかしないし、正直変な奴だなって思ってた。
でも、東京に居た頃にやってた企画からそうだったけど面白い企画やってたと思うし、誘ってもらって繋がった人、彼が居なきゃ知り合えなかったもんって凄いあるなって感じます。感謝してます!
が、時々会うぐらいがちょーどいいかな(笑)

■最後にこのインタビューを読んでいる方々に何かメッセージや主張、マニフェストなどあれば一言二言お願いします。

タゲス:マニフェストって!(笑)
選挙ですか?
興味があったら音源買ったり、ライブに遊びに来てみてください。
YouTubeでBERTH TVっていうチャンネルをチェックしてみてください。
かなりイケてるメディアです。
■BERTH TV HP:http://berthtv.com/

シゲル:呑み友達募集してます。
NOのホームページからどーぞー。http://white.ap.teacup.com/seishinkaihouku/
呑んで下さい!

タゲス:はい、では最後にジンさんからどうぞー!
ジン・ウィンダム:セックス!アンド ヴァイオレンス!





■NO / 東京バビロン [CD]
前身CUTTERSを経て2007年に結成された秋田出身東京在住ロッキンハードパンクトリオの2012年作1STアルバム!
SOULMINE MEGA MARTカート


■NO / 全てが遅れてる [7"EP+MP3]

秋田出身東京在住ロッキンハードコアトリオ!CONFLICTの日本語カバーを含む2014年作7"EP!初アナログとなる今作はCONFLICTの日本語カバーを含む全4曲。
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2007年リリースのデモカセット音源「FIRST DEMO TRACKS」がsoundcloudにアップ!!